乾燥と冷えの対処法

身体のケア
冬は、空気の乾燥と冷えにより体調を崩される人が多い時期です。
暖房、ストーブ、コタツなどで室内の温度を上げておられると思いますが、皮膚や目の渇きには気をつけて下さい。
汚い空間で過ごしている現代人は、呼吸器から連動する腰椎や頚椎への負荷が現れやすいのですが、冬は目の渇きからの疲れにより、さらに頭部のくたびれや頸部や肩の緊張が増しやすい時期でもあります。
テレビやパソコン、携帯電話を長時間見るなど、目をよく使う現代人は、常に頭頸部へ気も上がりやすい状態で過ごしています。
この時期は、足湯をすること、そして、常温の水を小まめに摂取するように心がけることです。
身体が冷えた場合は、お風呂に入り、足の指や甲をよく揉んでやるとよいでしょう。
特に中指と薬指の骨の間が狭く詰まった状態になっている箇所を指圧して、弛緩して開いてやることです。
人は冷えると腰椎3番を中心に身体を捻ろうとしますので、どうしても側腹や内股に影響が現れ、硬結しやすくなります。
お風呂に浸かり、下半身をしっかりと温めて、側腹(硬い方)を掴み、ゆっくり指圧して弛めてやるとよいでしょう。
どうしても冷える人は、睡眠時に湯たんぽを使うことや、患部を蒸しタオルで温めることをオススメします。
少しは気の悪さを体感できる人であれば、帰宅すると身体に付着した穢れた気や、呼吸により体内へ入った毒素を感じることができると思います。
高度な技法ではありますが、鼻呼吸をして、鼻から吐く息や、口から吐く息と、意識の移動により、全身から少しでも体内毒素を抜き、祓う努力をして頂ければと思います。
手洗い、うがいは勿論のこと、普段から清潔にすることを心がけましょう。