九州電力
写真は『九州電力・玄海原子力発電所』
気象庁は本日、九州北部、関東甲信、北陸で梅雨明けを発表しました。
昨年に比べ、8日も早い梅雨明けです。
今日も暑かったですね。
東京の練馬区では34.6度まで上がったようです。
都内はビルやコンクリートの道路と人口が多い為に、体感温度は更に高いです。
皆さんも昨年の記録的な猛暑は記憶に新しいと思いますが、熱帯夜(最低気温が25度以上)が55日もあり観測史上最高の日数でした。
今年は昨年を上回るペースで6月から熱帯夜の日が増加しています。
異常ですね。
体調不良、取り分け熱中症にはお気をつけ下さいね。
菅直人首相が本日、民主党本部で開かれた党全国幹事長会議で、東京電力福島第一原子力発電所の事故に関して、放射能に汚染された土壌の除染、避難住民の帰宅と生活の安定、溶融した核燃料を取り出しての原子炉の廃炉など、「多くの方が避難を余儀なくされており、処理には3年、5年、10年、最終的には数十年単位の時間がかかる見通しだ」と、事故収束後の中長期的な処理の見通しについて漸く言及したようです。
一昨日に福島県南相馬市の農家が出荷した牛肉から食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出された問題で、東京都は本日、この農家が出荷した別の10頭を検査した結果、1530~3200ベクレルと、全頭から規制値を上回るセシウムが検出されたと発表したとのこと。
福島県は南相馬市に対し、食肉の出荷自粛を要請したようです。
牛の肉からも大量の放射性セシウムが検出される中、人の肉(身体)は大丈夫だと言うことの方がナンセンスですね。
次世代へも繋がる『生命の尊厳』に関する重大な問題です。
政府や電力会社をはじめ、国会議員や地方議員は正しい情報公開と素早く正しい対応をして頂きたいものです。
先日、このブログで玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2号機・3号機の再稼働を巡る「やらせメール」問題が発覚した九州電力のことをお伝えしました。
その許しがたい不埒な行為をする九州電力が、過去にもプルサーマル発電計画を進める為に地元で説明会を開いた際、会場に社員や関連会社社員を動員していたことが内部調査でわかったようです。
そして九州電力は、それに加え、川内原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市)3号機の増設計画でも同様に動員をかけていたようです。
本当に最低な組織ですね。
『やらせメール問題』の一連の経緯と合わせて調査報告書にまとめ、週明けにも、九州電力・真部利応社長が上京し、経済産業省に報告するとのことです。
まだあります。
更に九州電力は、九州電力玄海原子力発電所の所長ら九州電力・幹部達が佐賀県の古川康知事の政治団体に対し個人献金していたことも発覚したようです。
献金は玄海原発や地元佐賀支店の要職に就いている時期だけ行われ、政治資金規正法は政党以外への企業献金を禁止しているが、専門家は「個人献金の形を取った事実上の企業献金だ」と指摘しています。
原子力発電所に関して権限を持っている知事が献金を電力会社の幹部から断りもせずに受け取っているのです。
プルサーマル発電は、当時、古川佐賀県知事が「安全性は確保される」として同意して、全国初のプルサーマル発電が始まったのです。
ちなみに、古川佐賀県知事の父親は元九州電力の社員で、玄海原子力発電所のPR館の館長でもあった人物です。
酷い悪政ですね。
現政府や経済産業省は勿論のこと、旧政権時代からこのような地方政治家と電力会社の癒着が続き、原子力による利権で持ちつ持たれつやっていたのです。
そして、それらが今も尚、続いているのです。
福島第一原子力発電所の事故を踏まえても原発の再稼働に関して『イエス』と言うであろう佐賀県に真っ先に目が向けられたことは容易に推測出来ます。
しかしながら、政府は九州電力玄海原子力発電所の再稼働問題で混乱を招いたが、統一見解の文言を慎重に詰め、週明け11日には公表する方針のようです。
最低ですね。
余震もまだ連日続いています。
このような政治家達や電力会社幹部達は、直ぐに退任して頂きたいです。
清く綺麗な地球の為には、原子力発電所は不要です。
注射したいと思います。
皆様、如何思われますか?