東日本大震災から8か月

社会

 

 

写真は『東京電力・福島第一原子力発電所』

皆様、如何お過ごしでしょうか?

東日本大震災からきょうで8か月です。

警察庁によりますと、東日本大震災による死者と行方不明者は(10日現在)、1万9488人に上っています。

これまでに岩手県で8つ、宮城県で7つの自治体で、復興計画が策定されたようです。

「震災復興交付金」などで、高台や内陸部への集団移転の費用を国が全額負担する方針を示していますが、浸水した土地を被災者から買い上げる際の評価額の基準などは決まっておらず、移転に必要な住民の合意形成や個別の事業計画の策定が遅れており、復興の街づくりには、まだかなりの時間がかかる見通しのようです。

お亡くなりになられた皆様へ、改めて、哀悼の意を表します。

野田佳彦首相は本日、首相官邸で記者会見し、「APEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議で、TPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加に向けて、関係国との協議に入ることとした」と述べ、TPP交渉への参加方針を正式に表明しました。

一部では「関係国との協議に入ることとした」との表現は、「交渉への参加表明を明らかにしたのではない。一定の配慮があった。」などと述べているようですが、茶番も甚だしいですね。

言葉の使いようで、このような小手先だけの誤魔化しなどに国民は騙されません。

世界中のどこの国においても、日本がTPP交渉に参加表明を決定したとの認識でしょう。

本日の国会審議でも、野田佳彦総理大臣は終始、「TPP交渉への参加に関しては現段階では決めていない。皆さんからの意見を聞き、熟慮を重ね、、、」と答弁していましたが、国の最高機関である国会において、何ら自身の考えを語らずにAPEC会場へ旅立つ直前に記者会見を開き、十分な説明がなされないまま直ぐに飛び去るとは国民軽視以外の何ものでもありません。

安住財務相が先日の「G20(中央銀行総裁会議)」にて、国内でも十分に議論されていない問題である消費税10%への引き上げを国際公約して来るという許し難い行為をして来ました。

野田首相も国会でも十分な審議に応じず、国民への説明も曖昧なまま、APECの席で他国へ正式に参加表明をするなど、言語道断です。

本当に酷い内閣総理大臣と内閣ですね。

引き続き、注視したいと思います。

皆様、如何思われますか?

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