チャリティー基金
写真は煌々と明かりを灯す「横浜」
プロ野球の開催にあたり、節電が大きな問題になっています。
文部科学省、経済産業省、節電啓発担当相、日本プロ野球組織(NPB)、日本プロ野球選手会で話し合いが行われているようです。
スポーツは日中にやるものです。
この機会にナイターは中止して下さい。
またプロ野球でも『東日本大震災』の募金を募ったりしています。
一昨日もあるオープン戦で観客から募金を集め、1000万円以上の基金が集められた等とニュースで伝えています。
素晴らしいことではあるのですが、少し疑問を持ち考えてみましょう。
一部のプロ野球選手が個人的に寄付をしたりはしていますが、何故、球団を保有している企業や全選手が自ら進んで基金を出さないのでしょうか?
(大リーグでは選手や一部の球団も寄付金を出したりしています。)
知名度を用いて観客から募金を集める前に、各球団経営者や各選手は何故自ら基金を出さないのでしょう?
オープン戦にも関わらず、観客からは入場料も取り高所得者達が更に募金も集めているのです。
滑稽ですね。
現在、日本のプロ野球選手は1000人近くおります。
その内、一軍登録にて試合に参加出来る人数は各球団25人でベンチ入り出来る人数は28人だそうです。
選手の皆さんは、一般市民である観客よりは高額な年俸を会社から貰っている方々です。
人一倍努力をされていることはわかります。
しかし「今、我々が出来ることは良いプレーを見せること」
と言う前に、一人の人間として出来ることがあると思います。
その中でも一軍の選手達は多くの人達が高級車に乗り裕福な生活をされておられるのです。
選手一人が100万円寄付すれば約1000人ですから、1日で10億円集まります。
上記に述べた通り、更に一軍でベンチに入る人達が一人あたり1000万円を出ばせ12球団あるので30億円集まるのです。
プロ野球だけではありません。
企業経営者、サッカー選手、芸能人、アーティスト、その他、世界中には更に高額な所得者達がいます。
夢や希望と語るのであれば、綺麗事を述べ曖昧にするのでは無く、もっとリアルに行動するべきだと思います。
人々の欲や社会の異常性についても、しっかりと疑問を持ち考える必要があると思います。
皆様、如何思われますか?
東北関東大震災に関しての被災者の為だけではありません。
世界中には貧困に苦しむ人々が多数おられるのです。
本当の救済とはどのような行為のことでしょう?
皆さん、真剣に考え行動してみて下さい。