世界各地で続く災害
写真の御札から『天照大御神荒御魂』さんの気が出ています。
皆様、如何お過ごしでしょうか?
朝夕涼しくなり、体調を崩しているお方もおられるのではないでしょうか?
先月に日本を襲った台風による大雨と同様に、東南アジア諸国で台風や大雨による被害が発生しているようです。
フィリピンでは先月27日に、台風17号で死者・行方不明者あわせて80人以上の被害が出たばかりでしたが、昨日またもや台風が直撃し、一部の地域で浸水や土砂崩れも起きているとのこと。
首都マニラのあるルソン島を直撃した台風19号は、およそ40万人が避難を余儀なくされており、一部の地域では、胸の高さまで水が達しているものの、停電が起きているため、救助活動もままならない状況が続いているようです。
タイでは、北部を中心に川の氾濫などが相次ぎ、これまでに205人が死亡、2人が行方不明になり、23県で計約180万人が洪水の影響を受けているとのこと。
首都バンコクでも一部で冠水があり、さらに被害が拡大する恐れもあるとして、注意を呼び掛けていました。
中国でも30万人を避難させたほか、飛行機やフェリーの運航を一時停止するなどしたようです。
昨年の大規模な水害で1700人が死亡、2000万人以上の住民が避難を強いられていたパキスタンでは、南東部シンド州などで8月から拡大している集中豪雨により、これまでに434人が死亡しており、約66万人が避難キャンプに逃れ、被災者の総数は約890万人にも及ぶ深刻な事態になっているようです。
南東部のシント州だけで3万7000カ所の村落が被害を受け、民家150万棟が流されるなど甚大な被害が発生しているとのこと。
台風や大雨による被害だけではありません。
パキスタンでは、東部のラホール市などでデング熱の感染が広がり、過去2カ月間で125人が死亡、1万2000人以上が症状を訴えているようです。
世界保健機関(WHO)によると、毎日、新たな感染例が300件発生しており、市内の病院では、住民数千人が検査を受けるため押しかけるパニック状態に、、、。
学校の生徒は感染が収まるまで、半袖シャツを着用しないよう指示を受けたり、パンジャブ州政府は先月にラホール市内の全学校の閉鎖も命じているとのこと。
お亡くなりになられた皆様へ、謹んで哀悼の意を表します。
このブログで、以前にも『デング熱』に関してお伝えしました。
この『デング熱』は蚊が媒介して感染し、頭痛、吐き気、高熱や発疹などの症状が出る感染症です。
現在、特別の治療方法はありません。
日本では余り聞き慣れない感染症ですが、国内で過去にも感染者がおります。
地球温暖化に伴い、今後、日本でも蔓延する恐れがある非常に危険な感染症です。
何度もお伝えしておりますが、これら災害の根本的な原因は、人の過剰な欲望です。
人が地球の資源を横暴に搾取し、破壊を続け、生態系を狂わせ、地球を穢しているからです。
人が災害を拡大させているのです。
災害が起こり、被害が出ても根本的な原因には一切触れずに、その場しのぎの復興や支援策しか講じようとしない現代人は異常です。
このような社会で利益を上げ、地位名声を得ているものの多くは、今の生き方や社会のシステムを変えようとはしません。
企業スポンサーに依存度が高いニュースなどの報道で、物事の根本に言及しない一因には、このようなことが影響しているのだとご存知なお方も増えて来たように思います。
人が変わらなけば、益々、地球の至るところで『人にとっての災害』は続きます。
皆様、如何思われますか?