生態系
本日も、岩手県沖を震源とするマグニチュード6.7と推定される強い地震がありましたね。
まだまだ余震が続きます。
被災地の方々のみならず、皆さん引き続き余震に対する注意が必要です。
話しは変わりますが、世界の海洋生物が大量絶滅の危機に直面していることが、各国の科学者らによる暫定報告書で明らかになったようです。
報告書は、海洋研究国際計画(IPSO)の呼び掛けで今年4月、英オックスフォード大学での会議に参加した18団体、27人の専門家チームが国際自然保護連合(IUCN)と共同でまとめ、21日に国連へ提出したとのこと。
会議では、海洋の汚染や酸性化、水温上昇、魚の乱獲、酸素濃度低下の影響を総合的に検討し、地球史上で過去5回あったとされる大量絶滅期と同様の条件がそろっているとの結論が出たそうです。
今後一世代のうちにサンゴ礁が消滅するなど、海洋の生態圏全体が失われる恐れがあるということです。
報告書は、生態系の破壊が予想以上の速さで進行していると警告しており、一部の魚は、行き過ぎた商業漁業によって以前の1割以下まで減ったとも指摘しているようです。
IPSOの研究責任者を務めるオックスフォード大のアレックス・ロジャーズ教授はCNNとのインタビューで、大気中に放出されて海洋に吸収される二酸化炭素(CO2)の量はかつてない勢いで増加していると話し、CO2サイクルの乱れは過去の大量絶滅でもみられたと強調しているとのこと。
このブログで何度もお伝えしいる地球危機について、科学者さんや大学教授の人達も発言し出して頂けることは嬉しく思います。
現実をしっかりと受け止め、地球にいる一人一人が清き地球に復興するように発言し、それぞれの国の在り方を変え、欲望を減らし地球と共生する新たな生活様式を確立するときなのです。
皆様、宜しくお願い致します。