干ばつ・大雨・感染症・食料危機

地球環境

 

 

アフリカ東北部の干ばつを受け、深刻な食料不足に見舞われているソマリアの各地から首都モガディシオに集まった避難民が過去2カ月間で10万人規模に達しているようです。

大規模な食料不足はソマリアと周辺国で発生しており、国連はソマリア南部に飢饉宣言を出したようです。

国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、ソマリアを含む東アフリカ一帯が過去60年で最悪の干ばつに見舞われ、食料不足に苦しむ人口はソマリアだけで370万人に上り、ケニア、エチオピア、ジブチを含めた4カ国では1200万人以上に達しているとのこと。

東京の人口が約1300万人ですから、例えるならば、東京に住んでいる全ての人が甚大な食料危機に見舞われ飢餓状態だと言うとです。

特に深刻なのがソマリアで、暫定政府と戦闘を続けるイスラム過激派組織が支配地域の中部と南部で国連などの援助活動を禁止したことから、支援物資が届きにくくなっており、この数か月間に数万人が死亡しているようです。

国連は、このままではソマリアだけでおよそ370万人が生命の危険にさらされると警告しており、最も緊急性の高い人道危機だとして各国に資金援助を呼びかけているようです。

その一方、昨日は日本の岩手県陸前高田市、栃木県宇都宮市、愛知県名古屋市や富山県富山市でもゲリラ豪雨がありました。

また、隣国の韓国ソウルではこの2日間で400ミリを越える雷を伴う豪雨があったようです。

ソウル市内の至るところでも、浸水や停電などの被害が続出し32人の方々が亡くなられたようです。

地下鉄やラジオ局の一部も浸水して、一時、放送なども中断され、道路も冠水し立ち往生する車が続出しましたそうです。

北部のチュンチョン市でも大規模な土砂崩れがあり、十数名の人達が生き埋めになられたようです。

北朝鮮でも大雨が降り、大きな被害が出ている可能性があるとのこと。

お亡くなりになられました皆様へ、謹んで哀悼の意を表します。

感染症の危険も拡大しています。

国内では、手足口病の小児科定点医療機関当たりの患者報告数が感染症発生動向調査の開始以来最多となっています。

国立感染症研究所感染症情報センターのまとめによると、5月から10週連続で増加していており、主に西日本で増加しているとのこと。

国立感染症研究所感染症情報センターによると、感染経路は飛沫感染、接触感染、糞口感染で「感染予防には、手洗いの励行や排泄物の適正な処理が重要だ」と注意を呼び掛けています。

乳幼児のおられるご家庭の皆様は、特にご注意下さいませ。

何度も言い続けますが、季節や場所を問わず、これから益々『人』にとっての危機は増加し続けます。

地球上で、最も地球に負担をかけている鈍い生き物が『人』であることを理解して、多くの人が現実を受け止めて頂ければと思います。

季節を問わずにスーパーには世界中からの食料が陳び、飛行機や電車、車で移動することが当たり前になっている今の生活様式は誤りなのです。

国ごとに国益を追及し続け、競争している経済主導の社会は誤りです。

人が今のままの生活をしている限り、多くの人が安心と安全を得ることは絶対に出来ません。

皆様、如何思われますか?

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