東日本大震災の発生から4年10か月
地球環境
東日本大震災の発生から4年10か月になり、警察がこれまでに確認した死者と行方不明者は1万8457人となりました。
また、避難生活などで亡くなられた震災関連死は国のまとめで3000人以上となり、震災関連死を含めた震災による死者と行方不明者は2万1000人を超えているとのこと。
さて、この連休中は全国各地で成人式が行われ、東日本大震災が起きた当時は中学3年生だった若者の多くが新成人になりました。
東京電力福島第一原子力発電所の事故により、避難指示が現在も続いている町では故郷とは違う場所で成人式が開かれ、また高線量にも関わらず避難解除され帰村を促されている町では、避難解除された場所で開催されました。
被災地では、成人を迎えた若者たちの中にも東日本大震災や原発事故により避難生活を余儀なくされ、家族を失った人たちもいます。
多くの人たちが哀しみを胸に今を懸命に生きておられます。
そんな中、本日午後3時26分ごろ、青森県で震度5弱を観測する地震がありました。
今年も地震や火山噴火、台風や突風、河川の氾濫や土砂災害など全国各地で災害が多発するでしょう。
東京電力福島第一原子力発電所の事故は未だ収束もしていないのに、原発の再稼働を強行に進める異常な政治がこの国では行われています。
「安部晋三」と自分の名前を間違えている防護服を着て、メディアの前に立つ人が総理大臣を務めている恥ずかしい国です。
原発を推進する自民党政治を変えない限り、死者も安寧し、成仏することも困難でしょう。
東日本大震災で犠牲になられた方々へ哀悼の意を表するとともに、原発事故の収束と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。