竜巻
写真はアメリカ『キャニオン渓谷』
先月末、アメリカ南部アラバマ州などで竜巻が発生し300人以上の方々がお亡くなりになられました。
皆様には、このブログと『知乃の体感日記ブログ』で、人間にとっての大災は世界各地でまだまだ続くとお伝えしておりますが、今度はアメリカ中部ミズーリ州のジョプリンで巨大な竜巻が発生し、家屋約2000棟が損壊、少なくとも116人の方々がお亡くなりになられ、約400人が負傷されておられるようです。
人口約5万人を抱える同市の約3割が被災しており、未だに瓦礫の下敷きになっておられる人もいるようで、死傷者数は更に増える恐れがあるとのこと。
市内は停電し、ガス漏れによる火災も発生しているようです。
この日は、アメリカの中部などで計約50回の竜巻が発生し、中西部ミネソタ州ミネアポリスでも1人お亡くなりになられたとのこと。
犠牲者の皆様へ、謹んで哀悼の意を表します。
東京電力は、福島第一原子力発電所の2号機・3号機も、原子炉圧力容器内の冷却水が失われていた場合、地震発生後から暫くして核燃料の大部分が溶融し、1号機と同様に圧力容器底部に落下し「炉心溶融」していることを正式に認め、昨日に報告書を原子力安全・保安院に提出したことを発表しました。
地震発生から数十時間後には、最悪な状態になっており国際評価の『レベル7』に達していたということです。
酷いですね。
政府並びに東京電力による事故収束へのこれまでの対応や、情報開示の在り方について私が述べるまでも無く、皆様も不信感と怒りをお持ちのことと思います。
原発政策を巡る政府決断を明日に控えたスイスでは、アールガウ州にある国内最古のベツナウ原発周辺で大規模な反原発デモが行われ、周辺諸国からの参加者を含めると総勢2万人が集まったようです。
デモ参加者は、スイスが原子力エネルギーから脱却することを求める書簡を政府に提出したとのこと。
26日からフランスのドービルで開催されるG8サミットで、各国が原子力発電に関してどのような表明をするのか、皆様、注視していて下さい。
よろしいでしょうか?
人間が今の生活様式を変えない限り、人間にとっての大災は世界各地でまだまだ続きます。