拡大する被害

地球環境

 

 

国際原子力機関(IAEA)は現在世界で運転されている原発441基のうちの多くが1970年から80年代に建設されたとし、既に平均で35年程度運転を続けていると指摘しているようです。

その上で「閉鎖のピークは2020年~30年にやってくる為、関係国の管理、技術、安全、それに環境にとって大きな課題となる」と述べております。

IAEAの天野事務局長は28日、東日本大震災による福島原子力発電所の事故を受けて、原発の安全性強化や災害管理の向上を目指すサミットの開催を求めております。

また、福島第一原子力発電所の状況について「非常に深刻」との認識を示した上で、「困難な状況を脱却できておらず、原子炉の安定化には時間を要するだろう」

そして、福島原発周辺やその他の地域で、食料や水から放射線が検出されていることについても「懸念事項だ」と指摘しております。

本日、18時00分現在、12都道県警が検視などで確認した死者は1万1102人、家族らから届け出があった行方不明者は1万6493人で、計2万7595人になったようです。

お亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈りすると共に、心よりお悔やみ申し上げます。

建物被害は全壊・流失が9都県で1万8342戸だそうです。

更に、昨日、福島第一原子力発電所のタービン建屋近くにある地下の作業用トンネル「トレンチ」が、放射性物質を含む大量の水で満たされていたと発表されました。

2号機のトレンチへの入り口である立て坑では、水表面から1時間あたり1000ミリシーベルトを超える強い放射線が検出されたようです。

従来は、年間50ミリシーベルト以内でしか放射線を作業員達は浴びてはいけない基準を、250ミリシーベルトまで引き上げたにも関わらず1時間あたり1000ミリシーベルトの放射線が検出されたことは非常に危険で重大な問題です。

作業員も1人あたり15分しかいれない放射線のレベルのようです。

2号機タービン建屋の地下1階にも1000ミリシーベルトを超える高い放射能を帯びた水がたまっており、その水がトレンチに漏れ出した可能性が大きいとのことです。

また1~3号機で、深さ約16~26メートルの立て坑が水でほぼ満ちており、トレンチや立て坑にたまった水は、計1万3000トン以上になるようです。

福島第1原発の半径10キロ圏内の福島県大熊町で見つかった遺体は、遺体表面から全身除染が必要とされる放射線量が計測され、搬送者が放射線を浴びる恐れがあるほか、搬送先にも広がる可能性があることなどから遺体の収容も断念されているようです。

酷い状況です。

この現実をしっかりと受け入れ、一人一人が今日までの行いを反省し改めなければいけません。

被災地の復興の為だけでは無く、地球の復興の為に日本から正しい生き方と正しい町作りを世界中に推進することです。

この大災にてお亡くなりになられた方々の為にも、生きているもの一人一人が真剣に考え行動して頂ければと願っております。

 

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