東日本大震災から5年
社会
「写真は、本日の国立劇場」(大橋さん撮影)
東日本大震災から5年となりました。
国立劇場で行われた政府主催の追悼式場にて、大橋さんが献花してきてくださいました。
「震災関連死」を含めた死者と行方不明者は2万1000人を超えています。
警察庁によると、10日現在の死者数は12都道県の1万5894人で、岩手、宮城、福島各県を中心に2561人が現在も行方不明です。
復興庁によると、「震災関連死」は3407人、上記の3県では3352人であり、そのうちの約6割を福島県が占めます。
避難者は全国で17万4471人(2月12日現在)で、県外への避難は福島県が4万3139人とのこと。
仮設住宅で暮らしている人は、福島、岩手、宮城の3県で計5万8218人となっています。
東京電力福島第一原子力発電所では、事故から5年が経った現在でも溶け落ちた核燃料の状態を把握できておらず、安倍首相のいうアンダーコントロールとはほど遠い状況です。
被曝の限度を緩和して避難指示を解除する異常な政府の対応のなか、住民が帰還できる状況ではなく、楢葉町ではわずか数%の住民のみが帰還している惨状です。
それにも関わらず、安倍政権により避難指示の解除と一体として、補償の打ち切りが進められています。
みなさん、いかが思われますか?
東日本大震災大震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対し、深く哀悼の意を表します。