経済産業省と電力会社
九州電力の「やらせメール」問題に関して、このブログでも以前にお伝え致しました。
その「やらせメール」問題で、経済産業省主催の佐賀県民説明番組（６月２６日）の事前打ち合わせの席で、経済産業省資源エネルギー庁の担当者が、玄海原発（佐賀県玄海町）２、３号機の再稼働を容認する意見を投稿するよう九電側に要請する趣旨の発言をしていたことが２０日、わかったようです。
これまで「やらせ問題」に関して、国の権力者達の指示であることも懸念されていましたが、やはり国の意向が九電の組織的な世論工作を後押しした可能性が濃厚なようですね。
穢れた人達です。
九州電力は、２００５年１０月の玄海原発プルサーマル導入を巡る同省主催のシンポジウムで、原子力安全・保安院側から動員要請を受けていたことに加え、昨年５月の川内原発（鹿児島県薩摩川内市）３号機増設に関する同省主催の第１次公開ヒアリングでも、同庁担当者から「なるべく空席がない方がいい」などと、動員を求めるような発言を受けていたことも報告しているようです。
自公政権時代から、原発推進に向け官民一体となった動員が常態化していた構図が改めて浮き彫りになったようです。
この問題では、当時の原子力担当副社長ら九電幹部が古川康佐賀県知事と会談後、複数のルートで社内外に賛成意見を投稿するよう指示したことが既に報じられております。
また進退が注目されている九州電力の松尾新吾会長は、会長職と九州経済連合会の会長職も続投すると表明しているようです。
本当に呆れるばかりです。
定期検査中の九州電力川内原子力発電所（鹿児島県薩摩川内市）１号機についても以前にお伝えしましたが、伊藤祐一郎鹿児島県知事は定例会見で「電力需給の問題より安全性の確保が大前提だ」と述べ、再稼働を急がない考えを示しています。
早期の再稼働推進の立場からやや慎重姿勢に転じ、「人類は原発と原爆から卒業すべきだ」とも語ったようです。
自身への批判を避ける為に、その場しのぎの対応をするのでは無く、脱原発依存を明確に宣言し、未来を正しく見据えた地球の為になる判断をして頂ければと願います。
このように『政官財』の癒着による悪性が、市町村単位でも今日まで行われて来たことが明白になりました。
国民一人一人が善良な判断の下、正しい意思表示をするべきだと思います。
皆様、如何思われますか？
清く綺麗な地球に再生させようとする善良な人が大勢おられることを心から願っております。
九州電力の「やらせメール」問題に関して、このブログでも以前にお伝え致しました。
その「やらせメール」問題で、経済産業省主催の佐賀県民説明番組（６月２６日）の事前打ち合わせの席で、経済産業省資源エネルギー庁の担当者が、玄海原発（佐賀県玄海町）２、３号機の再稼働を容認する意見を投稿するよう九電側に要請する趣旨の発言をしていたことが２０日、わかったようです。
これまで「やらせ問題」に関して、国の権力者達の指示であることも懸念されていましたが、やはり国の意向が九電の組織的な世論工作を後押しした可能性が濃厚なようですね。
穢れた人達です。
九州電力は、２００５年１０月の玄海原発プルサーマル導入を巡る同省主催のシンポジウムで、原子力安全・保安院側から動員要請を受けていたことに加え、昨年５月の川内原発（鹿児島県薩摩川内市）３号機増設に関する同省主催の第１次公開ヒアリングでも、同庁担当者から「なるべく空席がない方がいい」などと、動員を求めるような発言を受けていたことも報告しているようです。
自公政権時代から、原発推進に向け官民一体となった動員が常態化していた構図が改めて浮き彫りになったようです。
この問題では、当時の原子力担当副社長ら九電幹部が古川康佐賀県知事と会談後、複数のルートで社内外に賛成意見を投稿するよう指示したことが既に報じられております。
また進退が注目されている九州電力の松尾新吾会長は、会長職と九州経済連合会の会長職も続投すると表明しているようです。
本当に呆れるばかりです。
定期検査中の九州電力川内原子力発電所（鹿児島県薩摩川内市）１号機についても以前にお伝えしましたが、伊藤祐一郎鹿児島県知事は定例会見で「電力需給の問題より安全性の確保が大前提だ」と述べ、再稼働を急がない考えを示しています。
早期の再稼働推進の立場からやや慎重姿勢に転じ、「人類は原発と原爆から卒業すべきだ」とも語ったようです。
自身への批判を避ける為に、その場しのぎの対応をするのでは無く、脱原発依存を明確に宣言し、未来を正しく見据えた地球の為になる判断をして頂ければと願います。
このように『政官財』の癒着による悪性が、市町村単位でも今日まで行われて来たことが明白になりました。
国民一人一人が善良な判断の下、正しい意思表示をするべきだと思います。
皆様、如何思われますか？
清く綺麗な地球に再生させようとする善良な人が大勢おられることを心から願っております。
