熊野那智大社
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1丁目に鎮座します『熊野那智大社』
主祭神 熊野須佐美大神(別名 伊邪那美命『いざなみのみこと』)
『飛瀧神社』を後にして、次に向かったのが『熊野那智大社』です。
この神社へは、かなり急な階段を何段も上って行かなければならないのですが、肉体を維持することが大変な私は社殿までお伺いせずに遠隔で神社を感じ拝見して、大橋さんにお任せしようと決めていました。
しかしながら、社殿の近くまで車両で行けることがわかり、猛暑のなか、私も神社にお伺いすることが出来ました。
ご同行された皆さんで、『飛瀧神社』にて御祈願をしようと予定されていたのですが、重機による大工事中であった為に、飛瀧神社ではなく『熊野那智大社』で御祈願をすることになりました。
この『熊野那智大社』も、平成23年9月1日から9月4日までに約700mmの雨量を記録し、一番激しい時間帯では2時間で220mmを記録する豪雨に見舞われ、社殿裏の鎮守山が崩落し、巨石や倒木が大量に落ちてきたことにより、甚大な被害を受けたようですが、すでに修復工事は終了していました。
この神社にお伺いしたのは数年ぶりなのですが、(以前の様子はブログの過去記事をご一読下さい)以前のような良い状態ではなく、境内はどんよりと重苦しい状態でした。
熊野那智大社で皆さんと一緒に御祈願をしました。
拝殿での参拝を済ませると、ご神職さんが『よかったら本殿もご参拝なされますか?』とお声がけくださり、ご神職さんの案内のもと、本殿での参拝をさせて頂くことになりました。
拝殿の奥には鈴門・瑞垣を挟んで御本殿があり、向かって右から滝宮(第一殿)、証誠殿(第二殿)、中御前(第三殿)、西御前(第四殿)、若宮(第五殿)が並んでいました。
正殿の第四殿が最も大きく、若宮の左手前には第六殿(八社殿)が鎮座していました。
ご神職さんが昨年の豪雨に見舞われた社殿や境内の様子を記録したお写真を見せながら、当時の様子をご説明くださいました。
さらには、御本殿についてのご説明も丁寧にしてくださいました。
上五社
第一殿 瀧宮 大己貴命
第二殿 證証殿 家津御子大神、国常立尊
第三殿 中御前 御子速玉大神
第四殿 西御前 熊野夫須美大神
第五殿 若宮 天照大神
中四社
第六殿 八社殿 禅児宮 忍穂耳尊、聖宮 瓊々杵尊、児宮 彦火火出見尊、
子守宮 鵜葺草葺不合命
下四社
一万宮・十万宮 国狭槌尊、豊斟渟尊
米持金剛 泥土煮尊
飛行夜叉 大戸道尊
勧請十五所 面足尊
今回の熊野の旅での一番の目的は、今日まで多くの神社巡りをしてきたなかで、まだお会いしていない神代七代の神さま達にお会いすることでした。
数年前から、神代七代の神さま達が御祭神であられる神社を調べ、幾つかの神社にお伺いもしましたが、神さま達はおられませんでした。
また、全国の幾人かの方々が神代七代の神さま達について詳しくお調べくださり、全国の神社リストなどもメールでお知らせくださったりして頂いておりました。
しかしながら、この神代七代の神さま達のおられる場所がなかなか分かりませんでした。
ところが今年になり、『東京の水天宮が改修工事のため仮殿が建設されたので、どのような状態か見てほしい』と、多くのご連絡を頂きまして、先日に大橋さんが水天宮へお伺いしてくださいました。(ブログの過去記事をご参照下さい。)
その時、久しぶりに天之御中主神さまとお話したのですが、その日の夜に神社ではなく日本の山々に数柱の神さま達がおられる姿が見えました。
正確に何柱の神さま達がおられるかは分かりませんでしたが、それらの山々が熊野の山であることはハッキリと分かりました。
大橋さんにもその様子をお伝えしました。
大橋さんとお話をした結果、今回の熊野の旅で神代七代が御祭神でおられる『熊野速玉大社』で社殿と熊野の山々をお繋ぎして、神さま達を拝殿までお呼びしようと考えていたのです。
神代七代の神さま達を『熊野速玉大社』でお呼びしようと考えておりましたが、この『熊野那智大社』にも同様に神代七代の神々が御祭神としてお祀りされていることを、御祈願をしたことにより、ご神職さんからお聞きすることができました。
そして、御垣内より御本殿の参拝をさせて頂くことになり、神代七代の神々がお祀りされている第六殿(八社殿)を目の当たりにすることができたのです。
親切にご案内くださったご神職さんにご挨拶をして、御本殿の参拝を終了した後に大橋さんとお話をしました。
大橋さん『大川さん、熊野速玉大社で予定していたけど、この神社でも繋いで神さん呼べるね!』
私『ホンマやわ!』
大橋さん『大川さんが直接ご参拝する予定でなかった神社に急遽お伺いすることができて、ご同行者の皆さんが御祈願参拝を希望され、それも修復工事により飛瀧神社から熊野那智大社にかえて御祈願をして、この神社のご神職さんから御本殿の参拝をお声がけされ、神代七代の神さん達の社殿を拝見して、、、いつものことながら、繋がるねぇ~!』
私『(微笑)』
ご同行者の皆さんにも状況のご説明をしました。
そして、この『熊野那智大社』で、まだお会いしていない神代七代の神さま達であろう神々をお呼びすることにしたのです。
写真は『熊野の日の出』
大橋さんに、この『熊野那智大社』を良い状態にして頂き、この神社の本殿・拝殿と熊野の山々をお繋ぎ頂きまして、山々におられる神々を拝殿にお呼び頂きました。
私が神さま達をお呼びしても良いのですが、人の気がある境内での作業は肉体への負担が激しいので、私のかわりに大橋さんがわざわざ言わずとも行ってくださいます。
私が拝殿内を感じ見てみますと、やられた神さま達らしき姿をされた方々が、何体か積み重なるように横たわっておられる様子が見えました。
その様子を大橋さんや同行された方々にもお伝えしました。
幾人かの方々は、何かビリビリしたものを発しているものが、拝殿に表れたことを感じておられました。
大橋さん『大川さん、写真撮っとくから、いつもの様に絵を描いておいて下さいね。』『神さん達を良い状態にお救いしますね!』
私『わかりました。お願いします。』
大橋さんが神さま達を本来あるべき良い状態にお戻しくださいました。
そして、私がそれら神さま達を再度感じ、見てみますと、6柱の神さま達のお姿が拝殿内に見えました。
ご説明するのが難しいのですが、拝殿に向かって前面中央の若干右側に男性のお姿をされた1柱の神さま、拝殿の中央左側に2柱の神さま達、拝殿の中央右側に1柱の神さま、拝殿中央奥に2柱の神さま達がいずれも立ち姿でおられました。
長野県松本市に鎮座します『四柱神社』で拝殿内に4柱の神さま達が横並びでおられるお姿を拝見したことはありましたが、6柱の神さま達を同時に拝殿内で拝見したのは初めてのことでした。
どの神さま達も、とても清く静かな感じはするのですが、この神さま達は特に静かに静観し、自らの存在感を強烈に発せられるような感じではなく、凄く落ち着いた清らかな気を発しておられる神さま達です。
神さま達が拝殿内におられるご様子をご同行されている方々へもご説明致しました。
神さま達をお救いし、神社が今まで以上に良い状態になって良かったです。
神さま達のお姿は、絵に描いておきます。
いつかご機会をみて、皆さまへご紹介できればと思います。
つづく