日光編
栃木県日光市中宮祠2484に鎮座します「日光二荒山神社 中宮祠」
栃木県日光市山内2307に鎮座します「日光二荒山神社 本社」
御祭神:二荒山大神
(大己貴命:おおなむちのみこと〈別名 大国主命〉)
(田心姫命:たごりひめのみこと)
(味耜高彦根命:あじすきたかひこねのみこと)
本日は早朝から栃木県在住の清体塾の塾生さんが東京にお越しくださり、大橋さんと一緒に車で栃木県に行ってくださいました。
東京から栃木までの道のりは、交通事故などの影響で渋滞区間も多くあったようで、予定していたよりも遅れて栃木県に到着されました。
大橋さんたちは、午前中から日中にかけて用事を済ませた後に、まずは「日光二荒山神社 中宮祠」に参拝されました。
こちらの神社には神社の御神体である男体山の山頂に御神剣を奉献させて頂いたことなど、いろいろとご縁もあり、大橋さんが私の代わりに何度も参拝してくださっている神社です。
今回は、この一年の感謝と来年からのご報告を兼ねて参拝に行ってくださいました。
中禅寺湖の湖畔に鎮座します「中宮祠」あたりは、日光市内より標高も高く気温もグッと低下します。
この日は風も強く、都内とは違い、身体の芯まで冷えるほど寒かったようです。
中宮祠の到着時刻は予定よりも少し遅くなりましたが、神職の方たちは笑顔でお迎えくださり、御神前にてご祈祷してくださいました。
ご祈祷後に神職の方とお話をされたそうですが、年を追うごとに気象の変化が激しさを増していることを大変心配されていたとのことでした。
その後、大橋さんたちは日光市山内に鎮座します「日光二荒山神社 本社」へ移動されました。
本社でもご神職の方や巫女さんたちが笑顔でお迎えくださったそうです。
現在は神社の修理作業をされている神社ですが、中宮祠、本社ともに御祭神の神さまたちがお姿を表してくださる立派な神社です。
今回もご神職の方が祝詞を奏上されているときに、拝殿内に御祭神の神さまたちが出てきてくださいました。
この日も私の携帯電話のバイブレーションが振えながら、ジリジリと低い音を立てました。
中宮祠と本社の神社参拝を済ませた大橋さんからの電話でした。
大橋さん「大川さん、無事に『中宮祠』と『本社』の参拝を終えました。」
私「ご苦労さまでした。ありがとうございました。」
大橋さん「移動と冷えで身体はかなりキツイのですが、この後は以前に言っていた通り『滝尾神社』に立ち寄ります。神社に着いたら、またお電話しますね。」
私「わかりました。よろしくお願いします。」
このブログで以前にお伝えしていますように、「滝尾神社」には今日までに大橋さんは3度お立ち寄りされています。
1度目は、神社が修理中で境内に立ち入ることができませんでした。
2度目は、境内に立ち入ることはできたのですが、日光市は大雨で神社境内も雨風の影響で参道の石は滑り、足下はぬかるみ、神門付近などで雨宿りをするような状況でした。
日光二荒山神社に前回ご参拝されたときが3度目で、その際には滝尾神社境内を祓い清め、清いものが正しく神さまたちをお呼びすれば、御祭神の神さまたちが表れてくださる状態にしてくださいました。(過去のブログ記事をご一読ください。)
しかしながら、3度目に神社を後にされた大橋さんは、神社をよい状態にしたけれども、どうも違和感を感じておられ、境内にある三本の大きな杉の木が立っている場所に神さまがやられた状態でいるような気がすると体感されていました。
どの神社にお伺いした際にも、時間短縮をして神社をよい状態に祓い清め、効率よく神さまをお探しするために、まずは境内の本殿、拝殿、摂末社、各祠などに入っている穢れた存在を祓い消滅させます。
その後は、本殿、拝殿、摂末社、各祠などを繋いだ状態にして、どこかに神さまがおられる場合は、拝殿前に表れて頂くようにお呼びするのです。
神社境内にある御社を一つ一つ探すのでは時間が掛かり過ぎますので、長い年月をかけて、私と大橋さんはこのような作業の進め方に辿り着いたのです。
この方法だと神さまがやられた状態の場合は、拝殿前に神さまが表れるという訳です。
神さまがおられない神社では、穢れた存在をすでに消滅させた後ですから、何にも拝殿前には表れないということです。
大橋さんはズバ抜けた体感の持ち主ですから、拝殿前に神さまが表れれば、神さまの存在を体感されます。
この作業方法だと目前に肉眼では見えない存在が表れますので、広大な空間に意識を広げ続け、尚且つ繊細に体感しながら神さまを探し出しよりも、幾分かはわかりやすいという訳です。
3度目の「滝尾神社」でも大橋さんは短時間でこの作業をされたのでした。
そして、神さまが出てこられなかったので、御祭神の神さまたちが表れてくださる状態にして、神社を後にされたのでした。
つまり、本殿、拝殿、神社境内にある御社内だけで神さまを探していた状態でしたので、御社の外におられた神さまが拝殿前に表れることはなかったのです。
大橋さんは神社をよい状態にされた後に、境内すべてに意識を広げて神社の状態を再び繊細に感じられたからこそ、違和感を感じとられたのです。
広い空間から、ほんの一欠片の穢れた狂いをキャッチする繊細な体感をされたのですが、そのままの状態で神社を後にされたのでした。
今回は4度目の「滝尾神社」です。
境内にある3本杉の前に到着された大橋さんから、私に再び電話がありました。