世界人口
皆様、如何お過ごしでしょうか?
風も強く、寒い一日でしたね。
昨日夜に近畿地方で吹いた「木枯し1号」に続き、気象庁は本日、東京地方でも「木枯らし1号」が吹いたと発表したようです。
東海から九州にかけては最低気温が10℃を下回るところもあり、この秋一番の冷え込みとなったとのこと。
今夜から朝にかけて全国的に寒くなる見込みで、関東ではこの秋一番の寒さになるようです。
そんな本日ですが、日本では1964年7月31日の閣議決定により、毎年10月26日を「原子力の日」としています。
1956年10月26日に、日本が国際連合の専門機関の一つである国際原子力機関へ参加した日であり、1963年の今日は、茨城県東海村の日本原子力研究所の動力試験炉が日本で初めての原子力発電を行った日です。
そのような日である本日、日本原子力発電東海第二原子力発電所(茨城県)の原子炉から汚染水が漏出したとの発表がありました。
漏出量は推定22・4トンで、880万ベクレルの放射性物質を含んでいたようです。
酷いですね。
さらに本日、原子力発電所の緊急安全対策について各電力会社が提出した報告書に誤りが見つかった問題で、東京電力や中部電力、九州電力など11事業者について、緊急安全対策の報告書の誤りの調査が十分ではないとして、国から再調査を指示されているようです。
このブログでも以前からお伝えしていますが、経済産業省と電力会社、地方自治体の利権と癒着は本当に酷い有様です。
電力会社の「やらせ」問題に関しても、第三者委員会からの報告を認めずに九州電力の社長は職を辞さず、また佐賀県知事も居直り、自身の責任を認めようとしていません。
北海道電力と知事も同様です。
国民が正しい目をもち、このような悪政はしっかりと裁かなければいけませんね。
引き続き経済産業省と地方自治体、全国の各電力会社の動向に注視したいと思います。
写真は『東京上空』
国連人口基金(UNFPA)が本日、2011年版「世界人口白書」を公表し、世界の人口は今月末日に70億人を突破すると正式に明らかにしたようです。
世界の人口が60億人に到達したのが1999年で、地球上の人類はその後わずか12年間で10億人増加したことになるのです。
国連は世界の人口が70億人を突破することについて、途上国を中心に、水不足や、都市に人口が集中する都市化が深刻化すると指摘したうえで、各国に人口政策に一層力を入れるよう呼びかける白書をまとめたようです。
世界の人口は、2050年には93億人を超える勢いだと言われています。
その中でもアジアは、2050年には50億人を超える勢いです。
このままでは、急速な都市化や環境の悪化、医療や教育への需要と保証の急増、資源や雇用の配分、移民や貧困、食や水の確保や安全保障、そして何より人が地球に多大な負担をかけ続けることによる気候変動と大災害が問題になる世の中にさらになるでしょう。
基本的生活必需品をどう確保していくかが、より大切になる近い将来であるにも関わらず、この国の政府はTPPを推進しようとするなど誤った方向へ進もうとしています。
国の食糧自給率がわずか39%の日本です。
自分達が食べる食糧や水は、その土地で獲れたものを食し、古からの土地を大切に守り継承することが大切なのです。
この国の食糧倉庫でもある東北の農業を守り、地産地消を推進することが急務なのです。
このままでは、世界の至るところで干ばつや洪水など大災害から逃れる為に、移住を余儀なくされる人々が急増するでしょう。
土地の肥えていない場所や、被害が大きな土地の人々は、近い将来、必ず移住を余儀なくされます。
今のまま慾望を容認して、経済成長の名の下、競争ばかりしている世の中では、雇用環境を求める人が都市部に集中するのみならず、土地、食糧や水を求めて他国の人が別の場所へ移動し争いを生む世の中になる危険が急増するでしょう。
人は理性をもち、計画的に世界の人口を減らさなければいけません。
皆様、今一度、今の世界の動きやこの国が進むべき正しい方向、自身が望む理想の社会と、今改めるべきものとは何かを、真剣に考えてみて下さい。
明るい未来の為に。
皆様、如何思われますか?