2006.06.11
6月11日は朝から雨、出発したのは3時頃だった思います。
×××区に××神社というところがあります。
御祭神は、須佐之男命(スサノオノミコト)と稲田姫命(イナダヒメノミコト)が祀られているとの事なので、須佐之男命は先日お会いさせて頂いたので、その奥さんである稲田姫命にお会いしたいという欲求がかなり私の中で高まっていました。
お会い出来るかもしれないと期待を膨らませながら、そこがこの地域の氏神さんだと聞き2人は向かいました。
神社敷地内の駐車場に車を止め、私達は車をおりました。
やはり気味が悪くすっきり感がまるっきりなく、もやもやした感じがありました。
少し長めの参道で、二つの小さめの鳥居をくぐり拝殿の前に立ちました。
思ったよりおどろおどろしさはないなと思いながら、神さまを御呼びしてみました。
(O氏については、別の機会に必ず詳しくご説明致します。)
しかし、誰も出てこられません。あれ?と思い、もう一度御呼びしてみました。
やはり誰も出てこられませんでした。
今までにも色々な神社を見ましたが、空の拝殿は初めての体験です。
神さまがいらっしゃらなくても使いの方もしくは、留守番の方がいらっしゃるのが普通です。
神様がいらっしゃらないとしても、その方々にお聞きすれば、大体の事情はわかるのですが、これでは事情がさっぱりわかりません。
神社の多くには拝殿の脇にいろいろな神社の末社があり、それらの祠があるのでそれを捜す事に致しました。
拝殿の左側にもう一つ小さな鳥居があり、そこをくぐると5つくらい小さな祠がありました。全国の神社の名前が1つ1つに記されていました。そして手を合わせ「神さまいらっしゃいましたら出て来て頂きたいのですが、出て来て頂けますか?」と御呼びしてみましたが、やはり誰もいらっしゃらない。応答なしです。
しかしその時、何処からか、かぼそく弱々しい女の人の声が私には聞こえました。
「助けてください。私を助けてください。」と何度も聞こえてくるのです。
聞こえてくる方角に目をやると、その5つの祠の左側より少し離れたところに、もう一つ少し大きめの祠がありました。その祠の前には狐の置物が何体も置いてありました。