2006.06.24
この日は朝から××県にあります××××に行きました。
鳥居をくぐると、人が沢山見えました。(これは私だけが見えている様子です。)
実際には、朝が早い事もあって殆ど人がいませんでした。
昔にタイムスリップしたような感覚にとらわれました。
何故ならば、洋服を着た人が1人もいなかったからです。
それは、お正月を思わせるような風景でした。
そして、沢山の人の中を通り(目には見えない)拝殿まで行きました。
拝殿前で、神さまを御呼びする事に致しました。
「神さまいらっしゃいましたら、お姿を御見せください。」
男性の神さまで、すっきりした品のあるお顔をされた40歳前半の神さまでした。
その方は、この神社の御祭神の神様でありました。
そして、私達はそれぞれ自己紹介し御挨拶をしていたのですが、何かお困りの様子でした。
事情をお聞きしてみますと、奥様に会えずに困っているとの事でした。
それをお聞きした私達は何とかしようと、奥様を探す事に致しました。
この神社は、いくつかのお宮があり、別のお宮へ行きました。
車を止め、坂道を100メートルほどあがると、神社としてはかなり地味目の拝殿があり、その前に立ち神さまを御呼びしてみました。
べいじゅ色のお着物を御召しになられた、70歳くらいのおじいさんが出てこられました。留守番の方でした。
「××××様はいらっしゃいますか?」とお聞きして見ると、「いらっしゃいません」とおっしゃいました。
その次に、また別のお宮に行く事に致しました。
駐車場に車を止め、鳥居の方に歩き始めましたが、初めのお宮に比べると重々しい感じがしました。
そして、私達は拝殿前に行きましたが、今更ながらなのですが、神社ってこんなに違うんだという事実をまた確認するくらいに、全く雰囲気の違う神社でした。
O氏も「重いね。」とおっしゃっていました。
A氏に関しては顔をしかめていらっしゃいました。
そして、拝殿前で神さまを御呼びしてみる事に致しました。
「神さまいらっしゃいましたらお姿を御見せ下さい。」とお聞きしましたが、誰も出てこられる様子はありませんでした。
同じ境内にあります、他の祠にいらっしゃるかもしれないと、1箇所ずつ見てみましたがいらっしゃいませんでした。
そして、周りの草むらの方に気配を感じ、少し高台になっているのですが、その上にあがって探して見ましたが神様がいらっしゃる様子はありません。
そして、その上から拝殿がみえるのですが、上から拝殿を見下ろし見てみると3匹の白い蛇が、にょろにょろと這いまわっていました。
そして、草むらを振り返ると1匹の白蛇がいました。
「その蛇たちに聞いてみれば?」とO氏がおっしゃったのですが、意思の疎通が難しく、ではアマテラスさんにお聞きしてみようと言うことで、聞いてみる事に致しました。
私 「××××様を探しているのですが、何処に行ったらいらっしゃるのでしょうか?」
アマテラスさん「××の××にいらっしゃいます。」
私達は直ぐに向かいました。
そして、お宮の前に車を止め、鳥居をくぐり拝殿前へ。
神さまを御呼びしてみました。
「神さま、いらっしゃいましたらお姿を御見せください。」
白髪頭の腰の曲がったおばあさんが出て来られました。
「××××様はいらっしゃいますか?」とお聞きすると、「少々お待ちください。」と拝殿の奥に入っていかれました。
そして、少し待っていると40歳位ですらっと背の高い、男性の神さまがお姿を御見せになりました。
しかし、何か怒った様な怖い顔をされています。
お聞きすると、この方は、先程お宮におられた神様のお兄様でした。
どうかされたのかな?と思いながら、「×××××様が奥様に会えないで困っているとお聞きして来ましたが、奥様はこちらにいっらしゃるのでしょうか?」とお聞きしてみました。
すると、いきなり大きな声で「ふざけるな!」とお怒りのご様子。
私はそのご様子に驚き、「どうなされたのですか?」とお聞きしましたが、物凄く興奮させた御様子で訳がわかりません。
O氏達にも伝えました。どうしたらいいのか?と相談し、取り敢えず事情を説明しようと、××××様はあなたの奥様ではない事や、ご主人が会いたいとおっしゃっている事などを更に説明致しました。
しかし全く聞く耳を持って頂けず、かなり興奮されていて会話が成立しない感じでした。
私達も、どの様にしたらわかって頂けるのか?どうしたら良いのか?と悩み考え、何度も神さまの様子を見て、話しかけ説得は致しましたが、落ち着いて私の話を聞いて頂ける様子も無く、私達は困り果てました。
そして、アマテラスさんに、どの様にしたら良いのかをお聞きしてみる事に致しました。
アマテラスさんに事情を説明すると「拝殿の奥に奥様がいらっしゃるので、とにかく無理やりにお連れ下さって結構です。後の事は私にお任せ下さい。」とおっしゃいました。
拝殿の奥を覗き込んで見ますと、奥のほうに怯えて座っていらっしゃる女性の神さまが見えました。
その神さまをO氏の左肩に御乗せし、また車に乗り、2つ目に行ったお宮にお連れ致しました。
そして、拝殿前に行き神さまをお戻し致しました。
すると、その神様は高島玲子風の美人で、黒のお着物を御召しになられていました。
「ありがとうございました。助かりました。」とおっしゃり、深々と頭をお下げになられました。
実はこの神社に行く前に、O氏は予想されていたのですが、兄弟喧嘩というのか、兄弟で1人の女性をめぐってもめていらしたようです。
まさかとは思いましたが、O氏が言った通りになっていました。
O氏もA氏も驚かれていました。
神さまが兄弟で揉めているなんて、信じられない話ですよね。