2006.06.02
この日は朝10時半位からです。
O氏は以前から素戔鳴尊にお会いしたいとおっしゃっていました。
私はO氏が、スサノオさんとすごく縁のある方なのではないかな?と思っていました。
以前はまだ、O氏はそのような事を聞かされても、神社や神さまの世界を知らない方だったので、何の事だかわからないという状態だったのではないかなと思います。
O氏も、あちこちの神社を回って参拝させて頂いているうちに、色々な体験を通して、スサノオさんにお会いしたいと思われたのではないでしょうか?
そして、「力をおかりしたい。」とおっしゃっていました。
と言うのは、やはり私のような存在が神社を回っていると、神さまだけではなく、多くの存在に目を付けられてしまうのです。
色々な事情を持っている存在が沢山いるので、助けを求められる事もしばしばです。
しかし、助けを求められたとしても、それら全部に答える訳にもいかないのですが、答えられないとしても珍しく反応を示してくれる相手なので、そのような存在達がついてきてしまったり、わかりやすく肩に乗っかって来たりする事が、しばしばあります。
その度にO氏に申し訳ないと思いながらも、祓って頂くのですがO氏はその度にまだまだ力不足だなと思われていたようです。
それに、私の知り合い達にも明らかに色々な存在に取り憑かれていて、調子の悪い人や(本人は気が付いていませんが・・・)世の中にも、そのような事が原因で気分がふさぎ込んでいる人や、やる気が出ないで困っている人や、体調不良を訴えている人は沢山いる事を私を通してO氏もお知りになりました。
やはり、そのような方達を何とかしたいというお気持ちが強い方なので、「ついて頂きたい。」という思いが日増しに増していたようです。
神社に近づくにつれて何か嫌な感じがしてきました。
「何かやばそうだな。」と思いながら神社の横まで来ました。
もうすでに私は頭痛がしていました。
O氏もその時点で「やばそうやなぁー。」とおっしゃっていました。
そして私達は車を止め、鳥居をくぐり、拝殿の前へ。
「神さまはいっらっしゃらないな。」と思ったのですが、とりあえず神さまを御呼びしてみる事に致しました。
私 「神さま、いらっしゃいましたらお姿を御見せ下さい。」
とお願いすると、小柄で地味な感じのおばあさんが背中を丸め出てこられました。
そして、
「何の御用でしょうか?」とおっしゃいました。
私 「神さまはいらっしゃいますでしょうか?」とお聞きすると、
「いいえ、おいでになりません。」とおっしゃいました。
私達は神さまを捜す事にしました。