2006.06.25

この日は朝10時位に自宅を出発し、メンバーはＯ氏、Ａ氏、私の3人です。
この日は濃すぎました。

この日は、まず私達がしなければならない事を考えた時に、東京の神社を正常に機能させる事だと話し合い、６月１８日にいくつかの神社を廻ったので、今日はそれ以外の神社を廻る事に致しました。

まずは、東京都にあります×××神社です。

朝の1１時位に到着しました。
私達は車を止め、拝殿の前へ。
神さまをお呼びしてみる事に致しました。

すると、使いのおじいさんがお姿を御見せになりました。
そして「神さまにご挨拶をと思い伺いましたが、神さまはいらっしゃいますか？」とお聞きすると「お名前は？」とおっしゃったので、３人の名前を言いますとそのおじいさんは拝殿の奥に入って行かれました。

そして、少し待っていると、９０歳位のヨボヨボしたおじいさんがお姿を御見せになられました。
お年もお年だし、今まで見た御年輩の神様でもせいぜい７０歳位なので、何かおかしい気がしました。

「差し出がましい事かもしれませんが、この神社に何か問題があるのですか？」とお聞きしてみますと、その９０歳位のおじいさんが少し大きな声（ヨボヨボされているので大声が出せない感じでした）で「問題などない！」と機嫌を損ねられたご様子でした。

その様子も何か変だと思い、Ｏ氏に伝えますと「アマテラスさんにお聞きしてみたら？」とおっしゃったので、お聞きしてみる事に致しました。

「この９０歳位のおじい様のご様子が、少しおかしいのでは？と思うのですが、この方は×××神社の神様でしょうか？」とお聞きすると、
「確かに×××神社の神様ですが、気がふれてしまっています」とアマテラスさん。

私達３人は「えー！気がふれている？神さまが？？？？」と驚き、
Ｏ氏「どうすんねん？？」と。

「どうすれば良いのですか？」とアマテラスさんにお聞きすると、
「祓って上げて頂けないでしょうか？」と。

私達3人は「えー！祓う？神さまを？？？」と再度驚く。

「祓うって言ってもどうやって祓うねん？」とＯ氏。
これは○氏の肩に全てがかかっている事です。

肉体ある人間を祓う事はもう慣れているＯ氏ではありましたが、肉体の無い存在、しかも○氏には姿は見えません。
肉体の無い姿の見えない神さまを、どうやって祓うのか？疑問に思うのは無理もない事です。

「人間を祓うように、いつものように祓って下さい」と私。

取り敢えず外で祓う訳にも行かず、やっている事がやっている事なので、声も出すし手も使うので怪しい人物と思われる事をさけ、車の中でしかも移動しながら祓う事にしましょうと話し合いそうする事に致しました。

そのヨボヨボのおじいさんをＯ氏の肩に乗せ、車に乗り込み駐車場から車を出し、走らせました。
そして、Ｏ氏はその見えない神さまの背中に向かって「えーい、えーい、えーーーい！」と大きな声を出し祓いました。
これこそ誰にも見せられない姿です。
どっちの気がふれているかわからないと言う姿であります。
しかし、この時のＯ氏のお姿を見た時に、Ｏ氏の大物さかげんを見たのでありました。
考えても見てください。普通は出来ないですよ気が狂ってない限り。
見えない物に向かって、良くしたいと思い御祓いをするのですよ。
普通じゃ、あり得ない事だと思います。
本当の人格者ってＯ氏の様な方なのではないかなと思いました。

そして、お祓いを済ませ、もう一度神社の駐車場に車を止め、拝殿にお戻しする事に致しました。

私達は拝殿前に行き、神様をＯ氏の肩から拝殿の中に戻って頂きました。

拝殿に戻られた神様は、お姿が見る見る内に若返られ、７０歳位の元気なお姿になり、穏やかなお顔で微笑まれました。
そして、正気を取り戻されたご様子に、私は安心致しました。

そして私達はご挨拶をさせて頂き、私達３人のお力になってくださる事をお約束して頂き、神社を後に致しました。