2006.07.28
そして、次は問題の××宮です。
近くの神社は、いつも人で賑わっているのですが、ここには余り人が来られていないご様子で、シーンとしていました。(このブログ文面をUPした現在は、このお宮にも、かなりの参拝者が参られているようです。大変嬉しく思っております。)
鳥居をくぐり抜け、参道を歩いて行きますと4つの祠があります。
その左の祠から見てみる事に致しました。
前に立ちお呼びしてみますと、60歳位の女性で、小柄な方で、地味目のお着物をお召しになられた神さまがお姿をお見せになられました。
「××××尊さんですか?」とお聞きしますと、
「そうです。」と仰いました。
私達は其々に御挨拶をさせて頂きました。
次に左から2つ目の祠を見てみる事に致しました。
祠の前に立ち、神さまをお呼びしてみました。
50歳位の男性の神さまで、青系統のお着物をお召しになられていましたが、お着物の左足の部分に血が付いて滲んでいました。(後に理由が判明致します。)
「××××尊さんですか?」とお聞きしますと、
「そうです。」と仰いました。
「足から血が出ている様ですが、どうかされましたか?」とお聞きしますと、
「××の所に行って下さい。」と仰いましたので、××尊様を見てみる事に致しました。
天照さんに「××に問題が生じております。」とお聞きしていましたので、心の準備は出来ていましたが、この××宮、思っていたより荒れている様子でした。
そして、××尊様がお祭りされている祠の前に立ちお呼びしてみました。
そうしますと、何とお酒に浸かっていらっしゃり、酔っ払っている男性の神さまがいらっしゃいました。
そして、もっとびっくりする事に、横に遊女らしき女性がいたのです。
こんな事があるのかと目を疑いましたが、その様な姿が確かに見えました。
天照さんに「この方が××尊様ですか?」と確認してみましたら、
「そうです。」と仰いました。
O氏に伝えると、O氏もかなり驚かれていました。
私は××尊様に「どうされましたか?」とお聞きしてみましたが、最初はまともに相手にして下さる様子がありませんでした。
私は何とかしなくちゃいけないという思いで、何度も何度もお聞きしてみました。
「どうしてその様な状態になられているのか?」「何か不満があるのか?」「苦しい事でもあるのか?」と言うような事をしつこくお聞きしてみました。
××尊様も、私の様な人間がいきなりやって来て「ああだ、こうだ」と、お聞きされる事も無かったご様子で、少しずつお話をして下さいました。
要するに、「面白くない。」と思ってらっしゃったのです。
「どうして天照大神様だけが注目され、大事にされるのか?」という事に疑問を持たれていたのです。
特にこの神さまは、この世には欠かせない重要な役割があるようです。
天照大神様や素戔鳴尊様に関しては、日本の神話の中にも色々な逸話かあったり、神話に登場する回数も多く見られますが、この方に関しては、あまり多くを語られたものも少なく、お祭りされている神社も少ないのです。現代社会においては、「闇」=「重要視されていない」そんな存在に扱われているのです。
その様なご不満を持たれるお気持ちは、境内のシーンとした感じや、余り人がお観えでない感じを見ますとわかるような気が致しましたが、一般的な感覚でみれば、神さまが酒や遊女に溺れる何て、びっくりする話ですよね。
私は色々な神さま事情を見て参りましたが、この件に関しては驚きを隠せませんでした。
そして、気の毒に思う気持ちはありましたが、これは大変な事だと思いました。
この神さま、確かに扱いが悪いかもしれませんが、そんな事を言っていられないと思い、私は焦りました。
何故なら、この世では無くてはならない大きな役割をお持ちであり、正常に働いて頂かないと、この世の平和どころか私達が存在する事も危うくなるのではないかと感じたからです。
そしてこのお方、色々な働きがある中で、この世の闇の世界を支配されておられると天照さんからお聞きしました。
正常に機能して頂かなければ、私達の世の中の闇が闇の儘になってしまうのではないでしょうか。
つまり、この世の悪があからさまにならず、悪も善しとされ、悪が悪としてはっきり罰せられない世の中になり、善は善としてみなされない世の中になるという事です。(対極の世界で、極がぼやけると、進化の方向までもがぼやけるのではないでしょうか。)
それでは困りますよね。
しかしこの様なお姿を見て、状況は掴めましたが、どうしたら良いのかがわからず、O氏と相談をしました。