ウイルス
地球環境
ノロウイルスを中心とした感染症胃腸炎が流行し始めています。
例年、12月初旬から一気に増えて年末にピークを迎えていますが、今年は過去10年間で最も流行した2006年に次ぐ勢いだそうです。
国立感染症研究所によれば、最新の一週間で、全国3千カ所の小児科で確認された患者は一カ所あたり平均8.75人で、4週連続で増加しており、患者の中心は乳幼児で0~5歳までの患者が全体の6割以上を占めるとのこと。
ノロウイルスは、感染性胃腸炎や食中毒を引き起こすウイルスで、特に冬に流行します。
ウイルスは生がきなどの食品、また手や指などを介して感染が広まります。
感染者の便や嘔吐したものからも感染します。
感染すると吐き気、下痢、腹痛などの症状があらわれます。
ノロウイルスにはワクチンがなく、治療は水分補給などに限られたものになります。
流行を拡大しないためには、外出を控えることや、手洗い・うがい、マスクを着用することです。
ノロウイルスだけではなく、RSウイルス、マイコプラズマ肺炎、インフルエンザなども流行しており、学級閉鎖されているところもあります。
みなさん、十分にご注意下さいね。