人は総じて環境病
『汚染都市・東京』
地球環境悪化に伴い様々な感染症が急増することを以前からお伝えしておりますが、如実に現れてきました。
筋肉を覆う「筋膜」が手足で壊死する「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者数が昨年は前年の1・6倍に増えたことが、国立感染症研究所のまとめで分かったようです。
今年はさらに増加すると指摘されており、2日以内に死亡する例も多く、傷口の消毒などによる予防や早期治療を呼びかけているとのこと。
症状としては、38度以上の発熱や傷口の痛みが起き、さらにショック症状や肝不全、腎不全を発症し、筋膜や脂肪の組織が壊死して、手や足の切除が必要になることもあり、「人食いバクテリア」とも呼ばれ3~4割が死亡するようですが増加の原因はわかっていないようです。
国内外では、「マイコプラズマ肺炎」の感染者が過去最悪のペースで増加しております。
子どもたちを中心に、「マイコプラズマ肺炎」の感染者が過去最悪のペースで増えており、これまでの抗生物質による治療法が効かないなど、新たな菌の存在も明らかになり、その危険性はさらに高まっているようです。
「マイコプラズマ肺炎」は、発熱や全身のだるさとともにせきが長く続くのが特徴で、診断が遅れると肺炎が重症化したり、脳炎などを併発したりすることがあります。
汚染された空気の中、マスクもしていない人たちが学校や会社で毎日過ごしているのです。
「空気の汚染、それに対する健康管理、うがい、マスクをして手を洗うこと」となど医師たちからも伝えるようになってきました。
過去10年で感染者は最も多くなっていますが、秋から冬にかけてさらに拡大するでしょう。
まだあります。
せきや発熱などのかぜに似た症状で感染力が強い「RSウイルス感染症」の子どもの患者が、東京都内で急激に増えており、東京都はうがいや手洗いなどを徹底するよう呼びかけています。
RSウイルス感染症は、発熱やせきなどかぜの症状に似ていますが、感染力が強く、乳幼児や、心臓や肺などに疾患のある子どもは重症化する恐れがあると指摘されております。
感染症は主に冬に流行していますが、ことしは先月下旬から患者が増え始め、今月16日までの1週間に都内256か所の医療機関で把握された患者の数は、平成15年以降で最も多くなっているようです。
東京都によりますと、患者の9割が2歳以下の乳幼児で、重症化して肺炎で入院するケースや、保育所などで集団で感染する例も報告されているということです。
RSウイルス感染症はせきやくしゃみで感染するため、手洗いやうがいだけでは感染症の拡大を止めることはできません。
予防法としては、外出時にはマスクを着用し、可能な限り外出を控えることです。
自然環境破壊が人の手により進行し、地球が非常に汚れているのです。
その地球にいる人は、水や大気、他の動植物と同様に汚れているのです。
よく深く傲慢な人という生き物は、他の動植物と人とは別の存在だと言わんばかりに自身を特別視します。
地球にいる人も総じて、すでに『環境病』に犯されているのです。
地球上で自然が破壊され汚染された場所があるように、人の心身も破壊され汚染が進行しているのです。
地球を清く綺麗な場所に変えない限り、真の健康な身体を育むことはできないのです。
人という生き物の汚染度合いもかなり進行しておりますが、人がまだ正しい認識をすることができ、地球環境を改善できる存在であることを願い、期待します。