神社本庁
6月17日のブログ記事『神社事情』にて、伊勢の内宮と外宮に関してや神職者についてお書きしました。
神職者達も、清さを身体で理解するという最も大切な勉強が出来ていないことや、神社も組織であり会社と同様に上下関係や人事もあることなどもお伝えしました。
本日のニュースで、東日本大震災の被災地を支援する為に、伊勢神宮(三重県伊勢市)が宗教法人『神社本庁』(東京都渋谷区)に送った御料米の一部が、福島県に届かず本庁職員らに配られていたことが報じられています。
神社本庁総務部は「庁内で保管しており事実無根」と反論しているようですが、関係者は「配給された米を受け取らなかった職員もいた」などと証言しているようです。
神宮は、3月に敷地内で収穫した御料米5トンを神社本庁に送り、被災地に配るよう頼んでいたとのこと。
神社本庁は、宮城県、岩手県、福島県にある下部組織の神社庁に連絡し、宮城県に2トン、岩手県に1トンを送ったようです。
しかし、福島県神社庁が、原発事故で住民が避難している為に配れないことなどを理由に、「送付をしばらく待ってほしい」と回答していたとのこと。
この為、神社本庁は庁内で2トン分の御料米を一時保管していたようですが、5月半ばになり、保管していた御料米を運び出し、「神宮司庁」と書かれたラベルを剥がして約5キロ入りの袋に小分けした後、10~30キロずつ職員達に配ったそうです。
職員らの中には自宅に持ち帰った人もいたが、受け取りを拒否したり、福島などに送り直したりした職員もいたということです。
御料米は新嘗祭などで神様に供えられるものです。
『神社本庁』は、全国の神社が1946年に設立した組織であり、現在、全国約8万の神社を傘下にし、職員は約80人おり、その全員が神主の資格を持っているようです。
被災地に送る特別な御料米を、全国約8万の神社を管理・指導する立場の神社本庁の職員が無料で食べていたのです。
『神職者』にあるまじき行為です。
酷いですね。
また、この件についての神社本庁の対応は、外部から問題視された後に、事実関係を誤魔化そうとしていた疑惑もあるようです。
資格や職業でのみ、人を類別したり特別視することは過ちを生みます。
神職者も同じ『人』です。
肩書きだけで清い心身を創造出来ていないのです。
このブログと『知乃の体感日記ブログ』を過去記事からお読み頂いている人はお分かりになられると思いますが、私は数年前に天照さんから『神職者を清めて下さい』と頼まれたました。
天照さんからの言葉が『真実』であるということを、このようなニュースを通じて多くの皆様に知って頂ければと願います。