原子力発電所②
写真は数日前のアメリカ「コロラド」です。
あるお方がお送りくださりました。
ありがとうございます。
コロラドの上空も異常な空間ですね。
皆様、異常な様子がお分かりになられますか?
本日も余震が続きますね。
朝は長野県と千葉県沖で震度5弱の地震が起こり、昼間には福島県で震度6弱の地震が起こりました。
その他にも余震が続いており東京でもずっと揺れていることがわかります。
本日、福島第1原子力発電所の事故について、国際評価尺度(INES)の暫定評価で「レベル5」から最も深刻な「レベル7」に引き上げると発表されました。
「レベル7」はチェルノブイリ事故と同レベルです。
原子力安全・保安院と原子力安全委員会は午前中の会見で、ヨウ素131やセシウム137など放出された放射性物質の総量などを考慮した結果、レベル7に相当する値と判断したとしています。
INESのレベル7の基準は数万テラベクレルで、これに対して37万─63万テラベクレルの放出量があると推測しているとのこと。
但し、今回発表された数値には、海へと大量に流された「汚染水」は含まれていないようです。
東京電力の幹部は会見で、福島第1原子力発電所の事故による放射性物質の漏れは止められておらず、未だに放出し続けており、最終的な放射性物質の放出量はこれまでで最悪の事故とされるチェルノブイリ原子力発電所事故を上回るかもしれないとの懸念を持っている、と述べたようです。
海外のメディアは「1986年の(旧ソ連の)チェルノブイリ原発事故に並んだ」などと速報で伝えているようです。
ロシアのインタファクス通信は、日本の正式発表前の段階から英BBC放送を引用して報道し、記事の中で「これはチェルノブイリ原発事故のレベルである」と指摘しております。
タス通信は東京発で「これまでレベル7はチェルノブイリ(原発事故)だけだった」と論評しております。
フランスのAFP通信は、従来レベル5だった 暫定評価がレベル7に引き上げられ、「平時の原子力事故で過去最悪」のチェルノブイリ事故と同等になったと報じております。
また韓国の聯合ニュースはレベル7について、日本のテレビ報道を引用する形で本日の朝から速報し、チェルノブイリ原発事故との比較や、韓国内で薬品やマスク製造業者の株価が上がっていることを紹介しているようです。
更に中国国営新華社通信も、日本の正式発表前にレベルの引き上げ決定を速報しさらに日本政府の発表を至急報で伝えたようです。
今後は風評被害どころでは無く、野菜や水、魚介類や人にも直接的な被害が更に拡大するでしょう。
最も深刻な状況であるという「レベル7」になり、更には福島第一原子力発電所から20km圏外の一部を「計画的避難区域」に設定し自主避難を促しているにも関わらず、事態は安定と終息に向かっていると曖昧な発言をする一国の首相と政府は異常です。
数十年前から原発を推進して来た当時の政府や政治家達も同様です。
賛否両論あられるでしょうが、はっきりと言っておきます。
原子力発電所は地球の為には不必要なものです。
50年後、100年後の地球にも不要なものです。
そのようなものは今から直ぐに無くすように行動するべきです。
色々なご意見があられることも存じ上げております。
皆様、既存の社会にとらわれ過ぎずに、この機会に是非、地球と共生する正しい営みについてじっくりと考えてみて下さい。