計画停電
写真は、一昨日の東京世田谷区にありますスーパーの棚です。
大量仕入れのある月曜日の昼間でこの状態です。
スーパーにお米が一切無い中、海外からの方がもち米を私に見せ「これ、お米ですね?食べれる?大丈夫?」と質問される有り様です。
知り合いからお聞きしたのですが、昨日も早朝からトイレットペーパーを買う為に長蛇の列が出来ていたようです。
このような光景が首都圏の至るところで勃発しています。
嘆かわしいですね。
関西や九州では何事も無かったかの如く、ワイワイと呑気に過ごされている方々がまだまだおられるようですね。
呑気にボーっと生活をしたり、興奮しパニックに陥るのでは無く、真剣に現実を受け入れ静かに慎ましく生活して頂きたいと切に願います。
全国2000箇所以上の避難所で、約43万人の人々が寒さの中、懸命に過ごしておられます。
皆様、「人間の尊厳」「正しい社会の在り方」について今一度ゆっくり考えてみて下さい。
本日も海外からや国内の色々な場所におられる皆様から、嬉しいご連絡を頂いております。
心より感謝申し上げます。
日本政府と諸外国とでは、原発に関しての見解や報道もかなり違うようです。
米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)は15日に声明を出し、福島第1原発事故の状況が国際原子力事故評価尺度(INES)で2番目に深刻な「レベル6」に近く、最悪の「レベル7」に達する可能性もあるとの見方を示しているようです。
日本の経済産業省原子力安全・保安院は、先に今回の事故の暫定値を「レベル4」と発表しています。
ISISは声明で、福島第1原発の1~3号機で爆発があったことや、4号機の原子炉建屋で火災が起きたことを踏まえ、「この事故はもはや(局所的な影響を伴う)レベル4とはみなせない」と指摘しています。
緊急措置と広範な放射能汚染対策で国際社会の支援が必要だと強調しているようです。
1986年の旧ソ連のチェルノブイリの原発事故をレベル7、1979年の米スリーマイル島原発事故をレベル5としています。
今回の事故により、原子力政策をめぐり世界各国が色々と変化しようと少しはしているようですが、まだまだ国内対策の為や、諸外国との利権争いの為のパワーバランスを意識した行為に過ぎません。
地球が中心にならず、常に人間が中心でいる感覚からの考えでしかありません。
この未曾有の大災から本当にあるべき正しい営みを確立し、世界中に先駆け地球に優しい生活習慣をこの日本から世界に発信することです。