神気法について

私は子供の頃から、肉体的な苦痛を感じ続けて来ました。
私自身も周りの人達も私の事を体が弱いと思い込んでいたのです。

それは余りにも苦痛が大きく、まだ子供だった私は親に訴える事しか出来ませんでした。
両親は心配し、病院で色々な検査を受けました。
しかし結局、病名も原因もわかりませんでした。
神経的なものであるとか、自律神経失調症などと言われ子供心に深く傷ついていました。
病院からは症状を抑える為に大量の薬が出され、まだ幼かった私は言われるがままに飲んでいました。
しかし、一向に症状は改善されることは無く、それどころか薬の副作用で頭がボーっとし集中力が無くなったり、体がいつもだるく重かったり、ふらついたりと、様々な症状が付け加えられただけだったのです。

２０代に入った頃、私はまだ沢山の症状を抱えていました。
毎日が苦しくて苦しくて、藁をもすがる思いで今度は自分の意志で全てのジャンルにおいて、本当に著名な方を調べ上げ、色々な治療法や健康法に足を運ぶようになりました。

実名は明かせませんが、ありとあらゆる物を試してみました。

漢方薬や高額な健康食品、マクロビオティックなどの食事療法。
針治療、お灸、中国針、あんまマッサージ、リフレクソロジー、タイ式マッサージ、
アロマオイルマッサージ、カイロプラクティック、オステオパシー、
花療法、ホメオパシー、波動療法、気功、エネルギー療法、心理療法、
催眠療法、カウンセリング、自律訓練法、
頭骸仙骨療法、足裏療法、楽健法、太極拳、ヨガ、
何冊も本を出版されている著名な整体師の方にも何度もみて頂きました。
その他、色々な霊媒師、霊能者と言われている方々、
病気が治せると謳っている宗教団体にも足を運びました。
高額ないたこやお祓い、先祖の霊が祟っているからと高額な先祖供養などもしました。
真言密教の法力を使った治療法も体験しました。

最初は何とかしてこの苦痛からのがれたいという一心でしたが、そのうち人間の肉体というものの謎を解明したくなったのです。
つまり、人間の健康とは？
いつも元気な人と、そうではない人との違い？
病気とは？
などの答えが知りたかったのです。

色々な健康法や治療法などの本も沢山読み勉強し研究し実践して来ました。

沢山の事を勉強させて頂き、素晴らしい技術も有る事もわかり、参考にし身にも付けることも出来ました。
中にはとんでもないでたらめな治療法や、健康法も沢山ありました。
皆さん気を付けて下さいね。

しかし、これだけやっても私の体は一向に元気にはならなかったのです。
残念ながら私の体を理解し、治せる方が誰一人と居なかったのです。
出口の無いトンネルに入っている様な何ともいえない不安感が常に付きまとい生きる事が大変苦しく暗いものでした。

しかしこれだけ色々な体験をして、気が付いた事がありました。
それは、体を色々な方に診て頂いたり、私が奈良県に住んでいる時に、体の勉強を相当にしていましたので、無償で体の調子の悪い方を見させて頂いていました。
その様な事をしているうちに、自分の肉体が明らかに他の方と違うのだという事がわかって来たのです。
そして、私が体を診て頂いた中でも、体を治せない事を他人の責任にしたり、言い逃れをする方が多い中、まだプライドを殺し良心的な数少ない方が、「あなたの体はわからない」とおっしゃいました。

この時「自分の体を直せる方法を見つけ出すのはこの私だけしかいない。」と思ったのです。

そして、それから人間の体について色々な事がわかり始めました。
自分の体に起こっている事も、私の肉体がずっと不調続きだった本当の訳もわかるようになったのです。
それは、私の知る限りでは今まで誰一人と語られていなかった事だったのです。

それを知った時、これは私にしか自分の体を治す事が出来なかったと納得しました。
そして、私のような事が原因で心身共に調子を崩されている方が沢山いらっしゃる事だろう事もわかりました。

その原因とは？一体何だったのでしょうか？

それは、目に見えない世界からの影響でした。

要するに目に見えないとは、まだ生きている人の想念と亡くなった方の想念です。
その思いの力で人間の肉体が異変を起こすのです。

つまり、肉体にとって悪影響のある質の低い想念がこの地球上に渦巻き、空気が汚染されているように、地球上の「気」も今現代は酷く汚染しきっているのです。

そのような事まで真に体感し、理解をして人々の心身を診てる方々はおられないのです。
皆さん中途半端なのです。

皆さん、まさかとお思いの事でしょう？

しかし、私は毎日体感し、息も出来ない位苦しいのです
勿論、そこに空気が悪い事も私の苦しみに追い討ちをかけております。

その質の低い、そして私達にとって悪影響のある「気」は地球上の有りとあらゆる所にあります。
特に日本で一番酷い所は東京でしょう。
それは人口の多さに比例します。
そしてそれは人から発せられるもの、亡くなって人に憑いている存在から発せられるもの、土地にしみ込んでいる悪い｢気｣が、周りにある物や食べ物や飲み物にも影響しています。私達に囲まれている物や私達が口にするものまで、悪い「気」にやられ、私達人間にとって良い影響を与えてくれる「気」が本当に少ないのです。

本来良い「気」を発してくれる木でさえ、東京ではやられてしまっています。

私の肉体的苦痛はずばりこれが原因だったのです。

要するに、人間は自然の一部です。
自然の一部である私達は、周りの自然と調和しながら生きています。
にもかかわらず周りに自然がないのです。（特に東京では。）

これでは、人間が健康に生きられる訳がありません。
皆さんおわかりでしょうか？
相当に鈍感に、周りで何が起こっているか？なども肉体が感じてくれず、周りの自然と調和せずに生きて行く方向に人間は今いるのです。
これは、心身ともに健康状態が良好に生きているのではありません。
勘違いなさらないで下さい。
鈍くなり、周りの異変も肉体の中の異変にも気がつかずに、ぼーっと生きているのです。
これは身を守る為に、間違った方向に進化したのです。

本当の「真実の進化」の方向ではありません。

私は常に「真実」と言うものを追い求めて来ましたので、鈍くは生きる事は私にとってはありえない事でした。

だからこれ程、自然のバランスが完全に崩れた地球上で生きる事は私には苦痛極まりない事だったのです。
この真実に気が付いた私の安堵感を皆さまわかって頂けますか？
出口の無いトンネルでしたが、物凄く遠くではありますが、出口が見えたのです。

今、地球環境問題があちこちで取り上げられ、色々な取り組みをして頂いておりますが、
この崩れきった自然のバランスを取り戻すことは、大変な事で、皆さんの真の理解と意識の高さと行動が要りますので、まだまだ時間がかかるでしょう。

しかし私を含め、敏感に真実を感じている方の肉体は待ってはくれません。
悲鳴を上げ続けるのです。
このままでほおっておくと私は間違いなく長くは生きられないでしょう。

まだ幼い子供がいる私は、死ねるものかと、やっとやっと命がけで行き着いたのが「神気法」（しんきほう）でした。