2006.07.27
その後、ここは大、大、お勧めの長谷寺!!
感動したい方、是非いらして下さい。
車を長谷寺の近くの駐車場に止め、車から降りると、やはり空気が違う、緑の濃さが違う。
急な階段を上がり、仁王門をくぐり抜け、登廊(のぼりろう)があり、ここが最高の雰囲気なのです。
この登廊、339段あるらしいのですが、前回来た時には私、体力が無く、この339段を一気に登れず息が上がってしまい、何度も休憩しながらで無ければ上がれなかったのですが、今回は「あれ?これだけしか階段なかったっけ?」何て言ってしまえる程、スッスッと上まで行け、自分でも驚きでした。
すごく嬉しくって、その事でも感動した私でありました。
これもO氏のおかげと、ふかーい感謝を致しました。
そして、そして、本堂へ。
O氏にも気に入って頂けるかな?と、ドキドキしながら十一面観世音菩薩立像の前に行き、お顔を拝ませて頂きました。
この十一面観世音菩薩様の前に立った時のあらがいようのない感動。
何度見ても慣れるという事がないのです。
O氏も感動されていたご様子に、私も嬉しくなりました。
この十一面観世音菩薩様は、拝ませて頂いておりますとお顔が変わるのです。
これにはびっくりです。
これは私だからその様に見えるのでは無いのですよ。
きっと皆様もその様に感じられると思います。
O氏も「顔が変わる。」とおっしゃっておられました。
そしてそして、この長谷寺の本堂から眺める絶景。
すっ、素晴らしいで御座いまして、私はこの奈良の独特な山が大好きです。
木がモコモコしていて、優しい感じがして、奥深いのです。
空の青と建物の色と。
ここにしか無い、何処にもない景色。
この世に完璧など何処にもないと常々思っている私ではありますが、ここ長谷寺だけは、完璧を見てしまうのです。
私にとってこの世は受け入れがたい所です。
何せ、対極の世界に自分が生まれ存在することに、疑問を持っている様な女なので御座いますので・・・。
しかし、この様な完璧を見させて頂けた事は、私にとっての最大の救いで、私にとっての長谷寺は奇跡の出会いだったのです。
無条件に有り難ーいと、感動させて頂いたのでありました。
O氏は、西国三十三霊場巡りの掛軸を購入されました。
「33箇所行くきかい?その若さで。」と、つい思ってしまった私でありました。
そして、体全部でこの素晴らしい十一面観世音菩薩様のお力や、自然の力等を感じ吸収させて頂き、この長谷寺を後にしたのでありました。
これを書いていたら思い出して、また行きたくなって来ました。
この時は夏でしたが、紅葉の頃がまた素晴らしいらしいのです。
是非、行ってみたいと思っています。
そして、O氏が購入された掛軸、西国三十三箇所霊場巡り、長谷寺からスタート致しまして、聞くところによりますと、この長谷寺から歩いて行ける、ほんのすぐ近くに、三十三番外の札所があるとの事でしたので、折角だから行って見ましょうと、法起院という寺に向かいました。
小さなお寺でしたが、沢山の方がお参りに来られていました。
そして、掛軸に文字を書いて頂き、法起院を後に致しました。