2006.03.27
私達は決めました。
拝殿には時期を見て戻す事に致しました。
アマテラスさんもそれでいいとおっしゃいました。
しかし、とりあえず神さまに居て頂く場所がいります。
拝殿の近くに小さな鳥居があり、そこをくぐると祠跡のような少し高くなっているだけで何もない場所がありました。
アマテラスさんにお聞きしました。
「ここで良いでしょうか?」とアマテラスさんも「良いです。」とおっしゃって頂いたので、「少し危険かな」と思ったのですが、そこにとりあえずはしばらくいて頂く事に致しました。
そして、神さまを右肩に乗せたO氏がその場所まで行こうとすると、突然走り出した私に
O氏 「どうしてん?」
私 「鬼が追いかけてくるねん。」
O氏 「えー!!」
私 「鬼がヤリを向けて刺してくるー。」
O氏 「えー!!」
私 「鬼に突かれるー。」
O氏 「えー!!」
とにかく大急ぎで神さまをその場所にお連れし、その祠跡のような場所にお立ち頂きました。
その神さまは女性で小柄で美しく、昔の古い黒のお着物に古いクリーム色ぽい帯をされていました。
「ありがとうございました。」とおっしゃっておられました。
しかし、その鬼たちを何とかしないと、と思いアマテラスさんにお聞きしてみました。
アマテラスさんは「その鬼たちを拝殿に連れて行った下さい」とおっしゃられました。
それをO氏に伝えると
「えー!!拝殿鬼だらけになるやんけー」と。
そして、O氏に鬼たちを連れて行って頂く事にしました。
「そんな事俺にできるんか?」とO氏。
「出来るよー」と私。
O氏に両手を広げてもらい、O氏の腕の中に鬼たちを詰め込みました。
そして、この神社はいつも沢山の方々がいっらしゃっているので,
O氏はかなり人目を気にされながら、
O氏「鬼は漏れてへん?」
私「漏れてへん漏れてへん、大丈夫」
と言いながら、鬼たちはO氏の腕の中でわさわさと動きながらも、拝殿まで連れて行くことに成功いたしました。
やれやれです。
そして、鬼たちを拝殿の中に入れました。
拝殿は鬼だらけです。
拝殿の中で鬼たちはわさわさともみくちゃになって動いていました。
さらに、拝殿が重くなってしまいました。
重くなる事が目的ではありません。
ただ、今はこの方が良いと判断したのです。
「今はまだ仕方がないね。」
と言いながら、複雑な思いで、私達はこの神社を後にしました。
O氏は、今この世の中が本当に狂ってしまっていて、何とかしたいと前々から強く願ってらっしゃる方なので、この神社の鬼事件をきっかけに、さらにその思いが強まられたのではないかなと思います。
早く良い世の中になることを私は祈りました。
(この神社に関しましては、また後程)
めちゃくちゃ疲れました。
刺された背中も痛く・・・。