2006.01.02

私達は車で向かいました。くねくねとした山道を走っていきますが、「本当にここで間違ってないよね？」と思うような道なのですが、その道をどんどん進んで行くと、何と雪がちらほらと降ってきてしまいました。
そのうち雪が道路の脇に積もっている道になり、Ｏ氏の運転する車は普通のタイヤを履いていたので、「やばいよね。」と言いながらも少しずつ進んでいると、どんどん雪は強くなり、坂も急になり、それでもゆっくりとさらに走ったのですが、「あともう少しだね。」と言う所で車が横にスリップしだし、かなり危険な状態に。
「私まだ死にたくなーい。」「俺も死にたないわ。」と引き返す事になりました。
「せっかくこんなに近くまで来たのに残念だね。」と言うと、Ｏ氏は「まだ今の自分では来られないんだよ。」と謙虚に受け止められていました。

そうなのです。神社というのは、行こうと思ってもどうしても行けない事がよくあるのです。
行くには行けたとしても、大雨や嵐になったり、道に迷ったりすることもあります。
逆に、行く気が全然なくても突然行く羽目になったりします。
その人によって行く時期があったり、行く順番が決まっているような気がします。

私の感じなのですが、神社に足を運び出すようになると、何が変わるかと、言うと自分自身の成長が早まるような気がしています。
そして、わかりやすく良い事があるというよりも、（良い事も沢山おこりますよ！！）
現実の速度が速まる感じがします。
要するに、皆さんがそれぞれ夢や目標を持っておられると思うのですが、その目指すところの自分にどんどんスピードアップして近づいて行っているな、という実感が強まって来ます。そして更に、自分の夢や目標がくっきりとしてくる感じがします。
そして、何といっても、精神的にゆとりがもてるというのか、腰が座って来る感じがしてとても良い感じになってきます。

残念でしたが、また次の機会にしようと言う事になりました。
それでも、本気で行く気になればいつでも行けるであろうという事と、そんなことをしなくてもちゃんと行くべき時が来たら、行くことになるのだろうなと言う気がしていました。

そして、やはり私もＯ氏も住まいは東京なので、××××に初詣に必ず行きましょうと約束をし、二人は別れました。