2006.06.11
そして又、2つの鳥居をくぐりぬけ拝殿の前へ到着し、また四方の神さまにお願いし二人の神さまを本殿にお戻しさせて頂きました。
本殿にお戻りになった神さま達は、私達に深々と頭をお下げになり、「本当にありがとうございました。私達はこの地域の土地と人々をこれからお守りして行きます。」と見える姿も生々と若返られておっしゃっておられました。
神さまは、いらっしゃる場所によって姿の見え方が違って見える事もあります。
一番違うのは年齢と体の大きさです。お召し物も違う事もあります。
若返ったり、年老いたお姿に見えたり、本来いるべき場所にいらっしゃらない時は、大体おじいさんやおばあさんの姿になられていて、体の大きさも小さくなっておられます。
病気になって寝ていたり、怪我をされているのか、血が体から流れていたりします。
縄でぐるぐる巻きにされている神さまも、今までに何回か見た事があります。
この神社には、須佐之男命と稲田姫命が祀られていると聞いていたので、先日お会いしたスサノオさんとは姿かたちは違ったのですが、姿を変えられているということも考えられるので、
「あなた方は須佐之男命と稲田姫命ですか?」とお聞きすると「いいえ、違います。」と
おっしゃっていました。
やはり、稲田姫命にはまだお会い出来ないようです。
私達はご挨拶をすませ「いつでもお力になりますので、何なりとおっしゃってください。」というお言葉を頂き、この神社を後にしました。
車の中で「とりあえずはこれで良かったね。」と言いながら、私は複雑な思いでいると、
O氏「もっと簡単に倒す方法は無いかなー?」と悔しそうにおっしゃいました。
この日は私も見たことがない、現実ではありえないような生き物が出てきましたが、神社というのは神さまだけではなく、いろんな存在(神以外の存在)がいるのです。
その事を知ったのは、今から10年前くらい前の事でした。
そもそも私が神社に足を運ぶようになったのは、今から約15・16年前からです。
最初は何となくではありましたが、生まれ育った所が、奈良県という事もあって、たくさんの素晴らしい神社仏閣に囲まれている事もあったのですが、今から思えば「おいでおいで」とお呼び頂いていたのかもしれません。
そして、何となくあちこちの神社に足を運んでいると、神社によって雰囲気が全然違うことに気が付いてきました。
そのうち、神社によっては頭痛がしたり、心臓がドキドキとしてきたり、吐き気がすることもありました。
そうかと思えば、もやもやしていたものがすっきりなくなって、晴れ晴れとした気分になる事もありました。
何が違うのだろう?と疑問に思っていました。