2006.06.11

神社仏閣巡り

そして、その幼虫みたいな生き物の奥に怯えながら、誰かがいる事がわかりました。
すらっと細身で面長の優しそうな顔をした、水色と白の紋付袴を御召しになった男の神さまと、この方も細身でかわいらしく品のあるお顔をされ、黒地に白っぽい小さな花柄の入った着物を御召しになられた女性の神さまがいらしたのです。
そして「助けてください。」とおっしゃっているのです。
私がリアルに見える事をO氏に伝え、O氏はその見えない幼虫たちを殺さないと神さまは救えないのです。
O氏は「見えるようになりたい。」とよくおっしゃっています。
そりゃそうでしょう。全く見えないものを信じ、全く見えないものを私の言葉通り想像し、現実的にありえない事をしなければならないのですから。

そして、まずその拝殿の前を神さまのおっしゃる通りお酒で清め、四方の神さま(東西南北の各方向にいっらっしゃる全ての神さま)にお願いをし、50匹ずつ2回に分け、O氏の前に連れて行き、O氏に火の剣を想像してもらい、その剣で幼虫達を切り刻んだのです。

その幼虫たちは苦しみもだえながら、その剣で切り刻まれ死んで行きました。
O氏の体にも何匹かへばりついていました。O氏に伝えると、そのへばりついた幼虫たちを想像上ではがしとり、又剣で切り刻まれて死んで行きました。
O氏の体(私の見えている体)も傷だらけでした。
そして、その死骸を処理し、やっと神さまが出てこられました。

深々と頭をお下げになり「ありがとうございます。本当にありがとうごさいました。」と何度もおっしゃいました。
そして「私達はこの地域の氏神です。私達を××神社に戻しください。」と私達は頼まれました。
私はまた四方の神さまにお願いをし、O氏の右肩に女の神さま、左側に男の神さまをお乗せし、車に乗り始めの神社まで戻りました。

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