2006.06.11

神社仏閣巡り

その声はその祠から聞こえて来たのです。
この神社の神様が閉じ込められていて、助けを求めておられるのかな
と思ったのですが(よくある事なのです。)、
何となく怪しい気がしたのでその事をO氏に伝えると、
「天照さんに聞いてみたら?」と。天照さんとは天照大神(アマテラスオオミカミ)さまの事です。
天照大神さまとは太陽神とされ、日本の総氏神で最高神と言われています。
そして、天照大神さまにお聞きしてみました。

私    「あの女性の声は神さまですか?」
天照さん 「いいえ、違います。」
私    「ではあの方は誰ですか?」
天照さん 「狐です。」

騙されるところでした。
「念のためスサノオさんにも聞いてみたらどうか?」とO氏。
スサノオさんとは素戔鳴尊「スサノオノミコト」の事で天照大神の弟にあたる神さまです。さっそく聞くことにしました。

私     「あの女性の声は神さまですか?」
スサノオさん「いいえ、違います。」
私     「ではあの方は狐ですか?」
スサノオさん「はい、そうです。」
私     「私は何かしなければいけないのですか?」
スサノオさん「何もしなくて良いです。」

「やばい、行きましょう。」と私達二人はその場を素早く立ち去りました。
私はこの時は、「きつね」がかなり苦手でした。今も、「きつね」は独特なエネルギーを発しているので、苦手ではありますが・・・。
昔から「狐つき」という言葉があるくらいで、人間に憑くのです。
狐は、本来は神の使いです。
しかし、色々な事情から(この話は後程)いつからか神の使いではなくなってしまったようです。
人間に何故つくのか?そもそも「きつね」というのは動物の狐ではありません。
死んだ狐が人間につく訳ではないのです。
「きつね」というのは未熟な存在の魂のことです。
しかし、「きつね」も進化(成長)を望んでいます。
死んで「きつね」になった存在は、人間に憑いて人間の肉体を借りて、高いレベルの世界に行くしかありません。(本来は違うのですが、、、神社が狂ってしまっている為にこのような方法をとるしかないのでしょう。)
人間が死んだ時、一緒になって高いレベルの世界に行こうと必死で人間に憑こうとします。おそろしい話です。

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