番外編2 環境問題について

その為に、先祖供養もしています。
この先祖供養も、一家族の為だけに供養しているのではありません。
全体が良くなる為に供養しているのです。
言葉を変え、繰り返しお伝えしますが、悪い影響を受け続けていると、自分一人だけが行動してもどうせ変わらないと思ってしまったり、真実を見ないで生きてしまいます。
その結果、自分以外の存在が見えなくなり、今の自分を守る為に自分の「欲」を満たす事に人生の大半の時間を費やし、どこか空虚な感じが付きまとい、もっと大切な事が有る事に気が付きません。
どんな影響があろうとも、正しい事を正しいと戦っていらっしゃる方も中にはいらっしゃいますが、そのような方は本当にご苦労されていらっしゃると思います。
これはおかしな事ですよね。
地球環境問題もこの様な「思いの力」の悪影響と、人間としての誇りを忘れた未熟さで
ここまでの危機的状況を招いていると私は強く感じているのです。
今の人間は、環境の事よりも、後に続く子供たちの事よりも、今の自分の「欲」を満たす事が大事になってしまっているのです。
環境や後に続く人達の事を後回しにした結果、今のこの地球の危機的状況があるのだと思います。
理解して頂けたでしょうか?
一人一人がこの様な事を知って頂き、努力して真実を見て頂きたい。
そして、今の自分や今生きている人の為だけではなく、100年後、1000年後の方達への影響も考えられるような生き方をして頂ける事が私の望みであります。
もうそろそろ、長続きしない一時の満足から卒業し、視野を広げて頂き、人類が次の段階に進む時が来ているのだと思います。
一人一人が階段を一歩上る事、チャレンジする事、それが皆さまの喜びになる事を期待し切に願っております。
その様になれば私は本当に嬉しいのです。
話は「伊勢」に戻りますが、この「伊勢」は素晴らしい所です。
伊勢神宮があり、神さまが中心となった町で、天照大神様、豊受大神様、月讀尊様、伊弉諾尊様、伊弉冉尊様、倭姫命様などなど、実際にいらっしゃる所を足を運び確認しました。
神さまの清らかな「気」が町中に行き渡っています。
神さまにとっても、人間にとっても心地良い町だと思います。
この伊勢で二十年に一度ある「年式遷宮」は、この日本を象徴する素晴らしい歴史と事実がある行事だと思います。
それは神様に対しての尊い思いと、水や田畑、塩を作る海、山々、木々を長年に渡り守り継承して今日に至るのです。
本当に素晴らしいと思います。
世間では最近「エコ」「リサイクル」「リユース」という言葉を聞きます。
「伊勢」にはそれが全てあります。
きっと皆さんがお参りされると、この清らかな神さまの「気」を感じ、気持ち良い所だなと感じられるでしょう。
次回は最近テレビなどでよく扱われ、ブームになっている神社参拝に関して、お話をしたいと思っております。