質疑応答10
質問:
幼少時からの疑問です。
人が死んですぐの体感時間はどのようなものなのでしょうか?24時間で一日ですか?
世界はこの世界のままということでしょうか?
また、成仏したら、私という存在のこの世界での記憶はどうなるのでしょうか?
そして、神様が死んだら、どうなるのでしょうか?
答え:
人が死んでからの体感時間についてですが、人それぞれの清さの度合い(存在位置、状態と言っても良い)によって異なります。
成仏(生きている人に迷惑をかけない位置まで清まる)する状態であれば、生きている時間の感覚よりも、先の質問でお答えした神様の時間に近くなります。
一方、思いを遺し、欲深く、穢れた状態が強ければ強いほど生前の時間感覚と近い状態です。(肉体が無い分の違いはあります)
さらに酷いケースですが、死後に生きている人に入った場合は、生前の時間の感覚とより近い状態でしょう。
『世界はこのままということでしょうか?』という問いについての答えですが、まず主語は誰でしょうか?
主語が死んだご自身であり、あなたの感覚を聞きたいのであれば、前述した通り、自身の清さの度合いにより、生前の世界(時間)についての感覚も異なります。
それとは別に、ご質問の主語がご自身であり、世界の状態をお聞きになりのであれば、答えは生きている間に多数の人へ影響を与えていた場合は、ご自身が死ぬことにより多数の人へ影響を与えますので、世界に変化を与えることもありますが、一人の人間の死により世界がそれだけで大きく変わることは極々稀なことでしょう。
成仏後の記憶についてですが、記憶はありますが生きている時のように欲深く、執着心もありませんので、不要なものはなく、生きている人に比べて爽やかで薄っすらとしたものです。
『神様が死ぬ』というのは、先の質問でお答えしたように、清らかな神様が穢され本来あるべきお姿ではなくなり(機能不全)正しい働きができない状態のことを言います。
私のように清らかな神様のお姿が見え、声が聞こえ、正確に穢れた存在から清い神様までの存在を感じ捉えることができる『人』がいれば、死んだ状態に見える神様を本来あるべき清く正しい状態へ戻し、神様たちをお救いすることができますので、神様はまた復活されるということです。
この問いに対する回答も『神社仏閣巡りブログ』の過去記事や、既に発売しております書籍にも記載しておりますので、再度ご一読頂ければ幸いです。