2006.06.26
そして、まず一番近い社へ向かいました。
かなり距離がありました。
その不気味な山道を登りながら、みんなのテンションがどんどん落ちてきました。
「落ちるよね。」と言いながらも、殆どが階段なのですが一段ずつ確実に登って行きました。
そして、やはり一気に登る事が出来ずに、途中に御茶屋があるのですが、その御茶屋で休憩しながら、O氏とA氏に励まされ何とか登る事が出来ました。
その1つ目の「社」で神さまをお呼びしましたが、誰も出てきては頂けませんでした。
もう既に、私の体力の限界です。
もう勘弁して下さい。
O氏とA氏は心配そうなお顔をされていました。
申し訳ないです。
しかし、ここまで来たら別の「社」まで行くしかないと、気持ちを入れ、また登り始めました。
そして、一歩ずつ一歩ずつ登って行きました。
そして、××社と書いてあるところに到着いたしました。
「あれ?こんな社なんかあったんだ?」と思いました。
そして、その「社」の鳥居の前に立った時に「もしかして?」というものがあったので、神さまをお呼びしてみる事に致しました。
「神さまいらっしゃいましたらお姿をお見せください。」と言うと、いつもの私が昔から知っていた、おじいさんがお姿を御見せ下さいました。
女性の神さまが亡くなってらっしゃったら大変な事だなと思っていたので、内心ほっとしました。
「拝殿には居る事が出来ないので、ずっとここに隠れています。」とおっしゃていました。
そのおじいさんの神さまをO氏の右肩に乗せ、山を降り拝殿に戻る事に。
これで、この神社を正常にすれば、狂いも正せるであろうと私達はほっとしました。
来た道を戻っても良かったのですが、その時O氏が
「どうせなら一番上の社まで行ってみようよ。折角だから全部見て行こうよ。」とおっしゃいました。
「え?」っと私。
迷いましたが「うん。」と答えたものの、内心「この鬼!」と思った私でありました。
しかし、結構頑張る事の好きな私としましては、行かない訳には行きません。
もう既に脹脛がパンパンになっていましたが、もうひと頑張りしO氏とA氏に見守られながら頂上まで行く事が出来ました。
そして、その社には当然神さまはいらっしゃらず、気持ち悪かっただけでしたが、O氏とA氏と私は、神さまと共に無事に山を一周して降りて来ました。
時間は午後の6時前でした。
つ、疲れました。