住吉大社
この日、大橋さん一行が「住吉大社」に到着されたのはちょうど正午過ぎだったでしょうか?
「住吉大社」で幾人かの塾生たちもさらに合流され、炎天下のなか、広大な敷地内の状態を静かに体感しながら、一つひとつ神社の状態をチェックされました。
真夏の茹だるような暑さのなか、高い集中力を維持しながら参拝者の多い神社境内で肉体を動かし続けるだけでも大変な労力を費やす作業です。
そんな中、長時間にわたり神社境内の空間を隅々まで感じ続ける集中力と穢れたものに対峙し続ける強靭な心身でなければ決して不可能な作業です。
いつものように圧倒的な集中力で神社境内を隈なくチェックされた大橋さんからの着信で、私の携帯電話のバイブレーションがジリジリと音を立てました。
大橋さん「大川さん、『住吉大社』の境内を一通りチェックしました。以前にも祓い清めているので、神社の状態は思っていたよりもマシやわ。ただ、前回チェックしていなかった第一本宮の裏手にある摂末社があるんやけど、そこはええ状態とちゃうわ。予定通りに祓い清めて、神さまたちにいてもらえる状態にしておきますね。」
私「わかりました。よろしくお願いします。」
暫くすると、いつものようによい状態になった神社境内の写真が私の携帯メールに届きました。
「写真はすべてよい状態のものです」
神社がさらによい状態になりました。
「第一本宮」
「第二本宮」
「第三本宮」
第一本宮は「底筒男命」(そこつつのおのみこと)、第二本宮は「中筒男命」(なかつつのおのみこと)、第三本宮は「表筒男命」(うわつつのおのみこと)と呼ばれている、いづれも男性のお姿をされた神さまたちにしっかりと神社をお守りして頂ける状態になりました。
社会の状況や環境は十数年前より劣悪な状況になっており、穢れが進行している大阪も昔よりは安堵できない場所になっています。
そんな中、まずは大阪の中でも大きくて重要な神社をさらによい状態にできたことは嬉しい限りです。
地元の方々には、清い神さまたちに迷惑をかけない地域の環境づくりを心がけて頂きたく存じます。
大橋さん一行には、次の目的地に向かって頂きました。
神社仏閣巡りはまだまだ続きます。
つづく