2006.06.02
左横に小さな祠が4つくらいありました。
近づきたく無い雰囲気がしていましたが、私達はその祠の前に立ちました。
そして、その祠の下を見ると大きく、かなり太い黒い色の大蛇がぐるぐると這い回っていました。
そして、右から二番目の祠に誰かがいる事がわかりました。
私達はその前に立ち神さまを御呼びしてみる事に致しました。
「神さま、いらっしゃいましたらお姿を御見せください」と。
男性でおじいさんまではいきませんが、老け込んだ元気のなさそうな方が出ていらっしゃいました。
そして「助けて下さい。」とおっしゃいました。
O氏が「神さまかどうかわからないので、アマテラスさんに聞いてみたら?」とおっしゃったのでお聞きしてみる事に致しました。
「この方は×××神社の神さまでしょうか?」と。
アマテラスさんは「そうです、神さまです。」とおっしゃいました。
しかし、その大蛇が居るので神さまはその祠から出ることが出来ません。
O氏は「大蛇を倒そう。」とおっしゃいましたが私は心配でした。
その大蛇はかなり大きく勢いがあり強そうだったので、O氏が大蛇に巻きつかれたらやばいのではないかと思ったからです。
しかし、大蛇を倒さなければ、神さまを救う事が出来ません。
大蛇をO氏の前に連れて来ました。
O氏は剣を想像し、その剣で何度も何度もその大蛇を切り刻みました。
蛇は大暴れしO氏に巻きつきます。
私はO氏に私の見えている今の状況を伝え、O氏はその状況を聞きそれを想像し、巻きついている大蛇を体から剥がし取り、また大蛇を切り刻みました。
そして大蛇の動きがやっと止まりました。
そして、何故水場なのかはわかりませんが、神さまが「水場にお流し下さい」とおっしゃったので、水場を探しましたが近くに水場がなく、神社内のトイレに流す事にしました。
そして、O氏がその大蛇をつかみ、引っ張ってトイレまで連れて行きました。
私の見えているO氏の肉体が傷だらけになり、血だらけになっていました。
この時点で結構疲れていました。
そして、その拝殿からトイレに行く途中のちょっとしたくぼみに、何かはわからなかったのですが、何かが祀られている所がありました。
そこから声が聞こえて来ました。
覗き込んでみると、かっぱが顔をみせました。
「ちょっとすみません。」と声が聞こえます。
最初は無視をしていたのですが、何度もおっしゃるので「何でしょう?」とお聞きすると「助けてください」と。
よくあるのです。このような事が。
やはり目に見えない存在も神さまだけではなく、救いを求めている存在が沢山います。
私も助けを求められると何とかしたいとは思うものの、私自身も肉体は一つしかないので、
それらの欲求に全部答えられないと言うのが現状です。
助ける必要があるのならば、お力になれたらと思い、アマテラスさんにお聞きしてみました。
それに、以前に行ったある神社の狐のように、神さまではない存在が「私は神です。」と言って騙そうとする事もよくある事なので、注意しなければ色々な厄介な事に巻き込まれてしまいます。
これは、人間世界も同じ様な事があるのではないかなと思います。
そして、アマテラスさんは「ほっといて頂いて結構です。」とおっしゃいました。
少し胸は痛みつつも、そのままにして置きました。