伊勢の神宮②
この二日間のブログ記事をお読み頂ければ、肉眼で見える事象だけでも伊勢神宮は由々しき状態であると察することができると思いますが、肉眼では見えないものについての惨状をプラスすると、さらに輪を掛けてとんでもなく酷い状態になっていました。
御正宮、境内の別宮や摂末社は、御神気が漂う状態どころか、お化け屋敷と化した惨状でした。
さすがの大橋さんも、穢れた未成仏な存在の多さと境内で身体から気を噴き出し続ける人の多さ、そして、劣化した空間に愕然とされたと同時に、『これだけの(穢れた)量か、、、』と、祓い清める作業の困難さと肉体の危機を痛切に感じられたようです。
それもその筈、境内は身体から気を噴き出し続ける多数の参拝者がいるよろしくない空間です。
そのような場所で呼吸を調え、意識を境内のあらゆる位置に移動させ、とてつもなく高い集中力を用い多数の穢れた存在を正確に捉え平然と祓い清める作業をすることは、肉体に相当な負荷がかかります。
寒さ厳しい冬の早朝から広い敷地の宮域内全体を何度も行き来するだけでも大変な作業です。
境内を歩き肉体を移動させながら、穢れを祓い、結界をはり、物や空間を清め、清い神様たちに居て頂ける状態にするのに約3時間、非常に高い集中力を持続させたまま、内宮を良い状態にされました。
その後、休憩を挟み、外宮でも同様の作業をされました。
呼吸、意識の移動、集中力を非常に高度な領域でコントロールできなければ、空間認識力を向上させること、つまりは体感を増すことはできません。
そして、それらをさらに研磨することにより、はじめて正確に穢れた存在を捉え、祓い清めることができるのです。
この日、大橋さんが行なわれた作業は内宮・外宮を合わせて約5時間半ほどだったようですが、肉体の清さと圧倒的な情報量を感じ処理できる心身の容量がなければ不可能な行為です。
よくぞここまで進化されたと思います。
祓い清める作業については、具体的に述べることは差し控えますが、肉眼では見えないものについては両宮ともに正しい状態に祓い清めることができたことをブログ読者の皆様にはご報告しておきます。
しかしながら、境内には肉体を清めることなく参拝する多数の参拝者から発せられる穢れた気が次から次へと押し寄せてきます。
それを物理的に止めることはできません。
これらの根本的な問題解決には、神職や参拝者の一人ひとりが意識を変える必要があるのです。
一人ひとりが『心身を清める』という、神社参拝の本意をしっかりと重んじ、神職者をはじめ多くの人たちが『清さ』と『体感』について、正しく学習しなければ変わらないことなのです。
二礼二拍手など、肉眼で見える参拝作法や神社教育をするということではありません。
『空間を繊細に感じることができる身体づくり』と『地球環境と身体の関係性』(空間劣化は人体を細胞レベルで劣化し、心身の病を誘発させる)について、正しい指導をすることが必要なのです。
清く綺麗な自然環境と清い身体を育む大切さを多くの人が知り、清く綺麗な場所で身体を調える正しい健康観を持つことが急務なのです。
つづく