お伊勢参り

神前において
今年は式年遷宮の年であり、数日後には遷御の儀が執り行われる伊勢の神宮で、今年の年間参拝者数が記録に残る1895年以降の年間最多記録を今月15日に超え、初めて900万人を突破し、早々に1000万人を超える見込みだそうです。
参拝者数の内訳は、『内宮』が592万9681人、『外宮』は330万6691人とのこと。(9月23日現在)
内宮の過去最多の年間参拝者は、2010年に記録した652万8390人で、外宮の過去最多の年間参拝者は、429万2288人であるようですが、今年は両宮ともに過去最多の年間参拝者数を上回る勢いだそうです。
来月2日には『内宮』、5日には『外宮』で行われます神様を新宮へお移しする神事である「遷御の儀」の後も、新社殿にお参りする人がさらに増えるでしょう。
お伊勢参りをすることは素晴らしいことですが、伊勢の町の気が非常に悪くなっていることを、いったいどれだけの人が正しく認識できていることか、、、。
身体を祓い清めるということは、日頃から繊細に空間を感じることができる身体を育む努力を当たり前とする生活を毎日するということです。
誠に残念なことですが、神職者たちも含め、空間認識力の高い清い身体をしていない人が非常に多いのです。
参拝の本意を忘れずに、清い身体を養い神前へ参進して頂きたいものです。
皆さま、よろしくお願い申し上げます。