2006.06.11
しかし、モスラの幼虫みたいな生き物を退治するには労力が掛かりすぎました。
「この先行く神社で、もっと大物が出てきたらO氏はやられてしまうかもしれない。」
これが、この神社を後にした後のすぐの思いでした。
「もっと、簡単に倒す方法はないかなー?」
という言葉を聞いて私は、
「×××剣をお借りしましょうよ。」
と答えていました。
O氏「確か、東京だと×××××じゃないかな?今から行ってみようよ。」と。
時計はもう夕方の5時をさしていました。
普通でいうと神社は5時位で閉まってしまうのです。
それを良く知っている二人ではありましたが、それでも「行ってみようよ。」という事になったのでありました。
この二人のフットワークの軽さは何なんだと思いながら、二人は出発致しました。
近辺に着くと、田舎に行ってのんびりした時間を過ごしているかのような、何とも言えないいい感じがしてくるのです。私はワクワクしてきました。
そして、もうすでにお迎えの方々がいらしていました。
黒っぽい着物を着た小柄な女性(神さまのお使いの方でしょうか?)が数人道端に出て来ていらっしゃいました。
「あぁ、ありがたいな」と思っていると、神社が見えました。
到着時刻は午後の6時30分頃だったでしょうか、空は雨で、もうかなり薄暗くなっていました。
開いているはずが無い神社に明かりが灯っていました。
そして、「やった。開いてるよ。」と、二人は笑顔、内心は「何で開いてんねん?」と思いながら、
駐車場に車を止め、まだガードマンのおじさんまでいらっしゃり誘導して頂きました。
何だかそれだけで、ありがたい気がした私でありました。
駐車場から雰囲気が良く、すっかり気分爽快になり、ワクワクしながら短めの参道を歩き、拝殿の前に立ちました。
「ここなら天照さんにお会いできるかもしれない」と思ったのです。
どこの神社に行っても、祭神だれだれの神と、御祭してある神さまの名前が書いてはありますが、その御祭されてある神さまがいらっしゃらないことが度々あります。
いらっしゃるかどうかは行ってみないとわからないので、
「どうだろう?いらっしゃるのかな?」と思いながら、御呼びしてみました。