お伊勢参り
神前において
最近、お伊勢参りに行かれた方々から、本当に沢山のメールやお手紙を頂きます。
沢山のご連絡をありがとうございます。
「内宮」と「外宮」は勿論ですが「月讀宮」(内宮別宮)や、少し伊勢市内からは距離がありますが「瀧原宮」へもご参拝をされるこてをオススメ致します。
人があまりいない時間帯に、ご参拝されると良いでしょう。
一つ注意があります。
境内の木々や石に触ったり、なかには木に抱き着いたりされる方がおられるようですが、止めて頂ければと思います。
神社境内には自然があり、その自然の木々や石などが綺麗な自然の気を出し、神様達をお守りしているのです。
神社は、人間が良い気を得たい、感じたい、と自らが努力もせずにそれらを得に行く場所ではないのです。
木々に抱き着き、穢れた気を身体から発している行為は本末転倒です。
鈍く恥ずかしい行為だと思って改めて下さい。
本来は、人間が普段から自ら清まる努力をして、人間が木々や石などの自然を守るからこそ、神様達も人間の前に現れ、自然の気よりも更に清い神様達の気を、人間は感じさせて頂けることが出来るのです。
神様達の気は、自然の気よりも更に繊細です。
まずは木や石に触れなくとも、自然の気を感じることが出来る心身を養うことです。
人間は気を発し過ぎているので、なかなかそれらを感じることが困難です。
思い込みの方々が非常に多いです。
自らの気をまずは消すことから訓練しましょう。
「静」になるからこそ、周りの情報を正しく感じることが出来るのです。
境内では、自身の気を発することがないように、私語を慎み、心を鎮めてご参拝して下さい。