神体

理
「神体」
「神体」は神様の質をわかるもののみが「体感」できる代物です。
その「神体」を人間にも分かりやすく理解をさせる為に、「山」「木」「滝」「石」など、肉眼で捉えられる「物」を敢えて使うのです。
出土される「物」がリアルな真実ではありません。
「本物は肉眼では見えません。」
人々にも分かることが出来る「物」に入れる(宿す)ことを敢えてするのです。
人間が形あるものを遺す意味が、実はそこにあるのです。
「神社」も正にその最たる「物」であります。
人間は、見えないものを形ある「物」にし続けてきた生き物なのです。
この連動性が体感にてわかると、人間は自然の一部であることが本当にわかります。
人間の時間に対する基準から言うのであれば、見えない物が先にあり、見える物が創られることもあります。
そして、その逆もまたあるのです。