質問50.
経営が厳しくて仕方なく境内に高層マンションを建てて経営し
ている神社が多くなっているとテレビで特集していました。
宮司の言い分として、神社を維持していく為に仕方ないとの事です。
神域に高層マンションが出来てそこに人間が住めば、穢れた気を神域内にばら撒かれて神域でなくなってしまう。
神域ですら経済と切り離しては、存在できない状況をどう感じていらっしゃいますか?
答え:
はい。
テレビ放送を見ておりませんので、詳しくは存じ上げておりません。
しかし、お聞きしている限りでは非常に酷い発想であり、誤った行為です。
神職の方々の質が非常に低下していると思います。
正しい体感を出来る心身をお持ちではないことがこの様な行為を推進する根本的問題です。
現在、学校を卒業すれば容易に神職の資格を取得出来ます。
教えられた知識からの情報と地域社会の利害関係は基より、物質に依存した発想です。
非常に大きな誤りです。
仰る通り、その様な状態で神社を維持して
も神様はお喜びではありません。
そして、神様もお守りすることは出来ません。
何度もこのブログでお伝えをしておりますが、神様は「清い存在」です。
神社はその清い存在を守る為に、清い空間を維持することが最も大切なことなのです。
清い基準を体感より理解していないものが、清い空間を守ることは出来ないのです。
神社を綺麗な清い状態にして守ることが最適です。
もしそれが不可能なのであれば、神社を壊しその土地に木々を植え、綺麗な自然を再生して下さい。
その方が穢れた場所を神域だと言って、その様な空間を存続させるよりも余程マシです。
地域経済を活性化させたいのであれば、地球の為になる事業を考えることです。
その事業の内容ですが、政治家の方々は勿論のこと地域の住民が今だけを考えるのでは無く、100年後、1000年後の将来を見据えて地球の中の一つの町として誇れる環境創りと、新しい生活様式を確立するべきなのです。
その為には「正しい体感」が如何に必要なのかがご理解頂けると思います。
「正しい体感」を養わずに、人類が今日まで地球の資源を搾取し欲を正当化してきた過ちが、今の地球環境そのものなのです。
正しい体感を養う教育を子供のころからすることが本当に必要です。
そして、正しい体感を出来やすい綺麗な社会創りを同時にすることです。
国政は勿論の事、地方行政もこのことを絶対的な基準にして、その上で財政や雇用について論議するべきなのです。
話を戻しますが、神職者の中には、非常に献身的にそして誠実に職務に傾注されておられる方々もおられます。
「清い空間を守り遺すこと」「清い空間を新たに創造すること」その為には「正しい体感を出来る心身の創造」と「それを出来る正しい教育」が必要不可欠です。
このブログをお読み頂いている皆様が「体感」が如何に大切なのかをご理解頂き、世界中に「体感の重要性」を今直ぐにお伝えして頂ければと願っております。