大橋さんより「健康観」

皆様、こんばんは。
大橋です。
知乃さんのご好意により再度このブログに登場させて頂けましたことを、まずは心より感謝申し上げます。
そして、誠に僭越ながらこの場をお借りして少しお話をさせて頂ければと思います。
今回は「本当の健康道とは?」そして「清い身体とは?」ということに焦点を当てお話したいと思います。
大川さんと私に何度かお会いになられているお方、大川さんの著書をお読みになられた皆様は既にご存知なことではありますが、改めてご説明しようと思いますので復習されるつもりでお付き合い下さい。
「健康」とは何か?「健康な身体とはどのような状態のことをいうのか?」皆様はどのように思われますでしょうか?
人はこの問いを持ち、今日まで試行錯誤し続けてきました。
今日までの医療技術の発達は、身体の構造を解明し目覚ましい業績を上げました。
それに伴い医療施設の充実や社会保障制度の確立など、長生きをしたいという欲求を叶えるために人は努力してきました。
また整体やヨガなど心と身体のバランスを保つことから身体を調え、快適な労働と生活を営むことを目的とした身体教育の指導が普及したことなども相俟って、身体に関しての知識はより多くの人々に広がって来ました。
数十年前からの健康ブームは体調不良な人の増加が根底にあり、それらは現在も多様化して様々なジャンルに枝分かれし、それぞれの「健康観」を語る人が増加しました。
人にとって健康な身体の創造は日々の生活に直結し、それは「人」における労働の根幹であり、身体の変化により「労働」の在り方もまた多用に変革していくものであるということを大切にする人が少しは増加したのです。
一昔前は「精神」と「身体」を別次元の枠と言いましょうか、関係性が薄いものであるように捉えられていたのですが、近年は「精神疾患」と身体の不具合について連動しているものであるという考えが根付き、それが極一般的な考え方になったことは大きな進歩です。
しかしながら「健康観」を考える上で、最も大切なことが2つポッカリと欠けているのです。
一つ目は「空間の善し悪しを除外視している」ということです。
そしてもう一つは「清き身体の創造がいかに大切なのかを忘れている」ことです。
各種医療行為は勿論のこと、ヨガ、整体、その他のボディーワークなどもそうですが、自然に順応し一体化することが良いとされておりますが、それらは空間が良い場合の話です。
現在は空間が良くないので、その空間と一体化することは鈍い身体創りになるのです。
人は自ら汚し続けている空間に適応するように、健康のために「免疫力アップだ!」といい、薬を服用することやワクチンを接種することを当たり前のように行っておりますが、それらが本当の「健康」な身体づくりなのでしょうか?
自然と一体化する「健康観」を基本として体型化された「ヨガ」や「整体」で、健康な身体づくりを目指す人が近年は増加しておりますが、排気ガスが充満している中、大きな呼吸をしながら身体を動かすことが「健康」な身体を育む行ないなのでしょうか?
「ヨガ」や「整体」の技法の多くはとても良いものなのですが、それらは清い空間で行わない限り本来の意味を成さないのです。
汚染された地球環境の中、「ブレス・オブ・ファイヤー」など呼吸法により外気を体内へ循環させ、心身を充実した状態にしようとしても、それらの行為は実は汚れた外気を体内循環させている行為であり、汚れた空間と一体化することは鈍い身体創りになってしまっているのです。
整体において自然と一体となる「天心」という教えは素晴らしいものですが、一昔前とは大きく異なり、現代社会においては「自然」が狂ってしまっておりますので、その「自然」に身を委ねた自由闊達な身体づくりでは、誠に残念なことなのですが本来の素晴らしい精神や技法が正しい意味を成さなくなっているのです。
我々一人一人は地球という同じ場所、限りのある同じ空間にまぎれも無く存在しております。
「健康観」の基本として忘れてはいけないことは、我々の身体が存在しているこの地球という空間を清く綺麗な場所にするということです。
そして、もう一つ大切なことは、清く綺麗な場所を「清く綺麗だ」、汚れた穢い場所を「汚れている」と正しく認識できる「身体の感覚」を養うことです。
どの程度「清いのか」「汚れているのか」をより繊細に類別できるような身体の感覚を身につけることです。
この2つを大前提とした「健康観」を、世界中の人々に正しく指導または教育することが急務だと思います。
私はほぼ毎日、人の身体を施術しておりますが、人の身体に毒素が溜まる比率が増していることを身体を診ていつも痛感しております。
空間を感じてもわかりますが、身体を診ることにより空間の異常が進行していることを別の側面からもリアルに体感しております。
子供の身体を施術する度に思うのですが、子供ですら穢れた気を全身から吹き出し、鈍く汚れた身体をしていることが普通になっております。
敏感で優秀な心身をしている子供ですら、学校で穢れた気を身体に受けて辛い思いをしていることが痛いほど解ります。
子供は経験や言語能力が乏しいことや大人の価値観の中で生活することを余儀なくされておりますので、自分の感覚を正確に他へ伝える術をまだ身につけてはおりません。
大人が鈍いあまり子供の正しい感覚を閉ざしてしまうのです。
上記にお伝えをしました「健康観」を多くの大人が学び知ることにより、数多くの子供達が救われます。
この機会に今一度、「健康とは?」「健全な身体とは?」という問いを持ち、静かに考えてみて頂ければ幸甚に存じます。
皆様のご健康とご多幸、そして地球が清く「健全で健康な状態」になることを心より願っております。