お盆供養
お盆
「庭のブルーベリー」
本日から「お盆供養」をしています。
「お盆供養」は、既に成仏されたご先祖様をさらに清める行事です。
１６日まで「お盆供養」を続けます。
「お盆」はドタバタ動き回るのではなく、いつも以上に心と身体の動きを鎮め、ご先祖様を静かにお迎えする時期です。
殆んどの人は、生前に「成仏」の意味を知らずにお亡くなりになっておられますので、まずは静かに手を合わせてご先祖様に「成仏」とは何かをお伝えしてください。
私のブログ読者の皆さんは、仏教用語である「成仏」の正しい意味をご存知ですが、まだご存知ではない方のために再度お伝えしておきます。
「成仏」とは、生きているお身内に対して迷惑にならない程度まで「祓い清まること」です。
生きている間から、「あれが欲しい」「こう成りたい」「好きだ」「嫌だ」と欲を持ち続けているのが人という生き物です。
死ぬ間際まで「死にたくない」「あの人といたい」「会いたい」「飲みたい」「食べたい」と何かを欲している方も多数おられます。
生きている間に「成仏」という言葉や「清い」という言葉は知っていても、その意味や本意、状態について考え、正しく理解している人は殆んどおられません。
そのことが未成仏な人が多い一番の原因ですから、まずは「成仏」の意味を生前から正しく知っておくことが重要なのです。
そして、ご先祖様にも「祓い清まることの大切さ」「安心して安らかに成仏して頂くこと」を生前時にお話したように丁寧にお伝えすることです。
故人が好きだったものをお供えしてあげる行為などは、この時期にはよい習慣です。
清掃した清潔な部屋でご先祖様にお供えものをして、心と身体の動きを鎮め、静かに手を合わせてお祈りください。
より清い心身で行うと効果も増します。
