九州地方編 5

『天岩戸神社』と『天安河原』のお写真をご紹介しました。
この日は、大橋さんと塾生数名で早朝から『天岩戸神社』(西本宮)にお伺いされました。
神社の駐車場に到着すると、大橋さんの目に飛び込んできたのは沢山の屋台です。
第一鳥居から第二鳥居までの参道は、すべて屋台で埋め尽くされていて、それぞれの屋台で売り手の人たちが商売の準備をされていました。
神聖な神社境内である参道が人の氣と汚れた屋台が放つ氣、食べ物などの臭いで充満していました。
そんな状態をまったく気にかけることもなく、「いつもの朝」といった感じで神社関係者の方が第二鳥居内の境内を竹箒ではいておられるのです。
神社では境内の空間を繊細に感じ、神社境内の状態を一通り把握します。
まずは御神体である「天岩戸」を拝観するために社務所で受付をされました。
暫くすると、若いご神職の案内で岩戸川の対岸に位置する「天岩戸」を拝観して、ご神職から神社の歴史などについての説明をお聞きになられました。
その後、西本宮から歩いて数分のところに位置する「天安河原」に向かわれました。
この日も朝から私の携帯のバイブレーションがジリジリ鳴り響きました。
大橋さん「大川さん、『天岩戸神社』に到着して境内を一通り把握してきてから、今は『天安河原』に向かっています。『天岩戸神社』は、参道も屋台だらけやし、よくない状態の神社やわ。表面だけ取り繕っているけど中身がまるでなっていない感じやね。『天安河原』に近づくにつれてどんどん氣が悪くなっていくわ。最悪やでぇ。」
私「わかりました。酷いですね。」
大橋さん「取り敢えず、到着したら再度お電話しますね。」
私「よろしくお願いします。」
暫くすると大橋さんから再びのお電話。

大橋さん「大川さん、『天安河原』に到着したけど、ここは神社とは程遠いお化け屋敷やでぇ。私が来たら未成仏な気持ち悪い存在がみんな隠れようとして必死やわ。とんでもない場所やな。」
私「電話口から伝わってくる氣でわかるわ。最悪やね、、、」
大橋さん「こんなところをパワースポットという奴は、ホンマにどんな体感しとんねん、、、大量におる気持ち悪い存在すべてを祓って土地ごと清められるけど、どうする?」
私「大橋さんに任せるけど、今、祓い清める価値のある場所やないでぇ。それより大橋さんの身体の方が心配やわ。」
私と大橋さんは神社を「祓い、清める」と簡単にお伝えしていますが、穢れた場所を数分、数時間で祓い清めることは大変なことです。
わざわざ質の低い穢れた存在に意識を合わせ、それらすべてを捉えるのです。
穢れた空間にいるだけでも、息は苦しいし、全身は締め付けられて身体の各部位は硬結します。
身体の至るところが激変する中での作業です。
空間や大地の状態を捉えるために途轍もない集中力を使います。
穢れた空間の中で、清い神さまたちの位置から穢れた質の低い存在の位置まで正しく体感しながら非常に繊細な作業を高い集中力を保ち続けながらするのです。
肉体は悲鳴を上げ、凡人なら確実に精神が崩壊するでしょう。

大橋さん「そうやなぁ。こんなに酷いことが分かりやすい状態の場所でさえも、現代人の多くはまだわかっとらへんからなぁ、、、困ったもんや。今回はこのままにしとこか。ダメな状態を全国の沢山の人たちにわかってもらえるように、この状態を大川さんのブログで紹介しませんか?」
私「そうしましょう!」
大橋さん「OK!じゃあ、いくつか写真を撮って私の携帯に保存しときますね。写真だけでも最悪やから、そちらに送信するのはやめておきます。」
私「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
未成仏な存在がてんこ盛りな場所ですから、私や大橋さんが感じ見ると心霊写真のオンパレードだということが一目瞭然です。
この場所に参拝されて体調を悪くされた方もおられるのではないでしょうか?
色々なご意見があられると思いますが、私と大橋さんからはオススメできない場所だということを、この場でハッキリとお伝えしておきます。