お白石持ち行事

神社巡り

伊勢の神宮では、今年の秋に行われます『第62回神宮式年遷宮』に向けて準備が進められています。

神宮では20年に一度、式年として定められた年に内宮や外宮のご正宮をはじめ、別宮など125社をすべて造り替え、神様たちを新宮へお遷り頂く神事が執り行われます。

伊勢の神宮では、神様が新宮へお移りになられるとされる「遷御の儀」は、内宮が10月2日、外宮が10月5日に執り行われます。

「お白石持ち行事」は、御正殿の御敷地に白石を敷く勤労奉仕であり、参拝者が御正殿を真近に見ることができる20年に一度ある唯一の機会です。

宮川より拾い集めた「お白石」を奉曳車に乗せ沿道や川を練り進み、神域に入ってからは、一人ひとりが白布に「お白石」を包み、遷宮後は立ち入ることの出来ない新宮の御垣内まで参進し、真新しい御正殿の近くで持参した「お白石」を奉献する行事です。

いよいよ来月は『お白石持ち行事』ですが、私も伊勢の神宮へ、久しぶりにお伺い致します。

神様たちにお喜び頂けるよう、心を込めて静かにご奉献できればと思います。

全国より多数の方々がご参加されると思いますが、神社や神事の本意を忘れずに、身体を清め、心を鎮めて、静かにご参加頂ければと思います。

当日は非常に暑いことが予測されますので、皆さま体調には十分に気をつけてご参加下さいませ。

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神さまたちとのお話しから導き出した幸せになる方法を皆さんにお伝えいたします。今日を、昨日よりも清い方向へ向かわせること。真実を伝える「清い言葉」が、皆さまのお役に立ちますように。
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