文化財防火デー
写真は『大國魂神社の神門』
京都市北区にあります世界文化遺産である『上賀茂神社』で一昨日、火災から文化財を守る消防訓練が行われました。
奈良県にあります法隆寺の金堂壁画焼損の教訓から1月26日に制定された「文化財防火デー」を前に昨日は、東京・府中市になります『大國魂神社』で、地震で火災が発生したという想定の大規模な防災訓練が行われたようです。
境内には消防車が入り、多くの消防隊員や住民が社殿に向かって放水するなど本番さながらの訓練をされたとのこと。
文化財防火週間と称し、全国各地の神社やお寺で防災訓練が行われておりますが、東京消防庁は今月いっぱい都内各地の神社などで防災訓練を行うことにしています。
神社やお寺の文化財を守るための防災訓練も大切です。
しかし、防災訓練の名の下、神社やお寺という場所の本来あるべき意味を忘れ、清さを維持しなければいけない空間に土足で立ち入り、空間を穢している行為は本末転倒です。
目に見えた文化財などの『物』だけの継承は、先人達から受け継がれてきた清い(氣良い)空間を維持することなど、本当に大切な文化の継承からは程遠い現代人による現代人の発想が中心になっている行いです。
悲しいですね。
神様ではなく、生きていた人が御祭神として崇められている神社を創建した誤った時代もあれば、生きていた人の怨霊を鎮める目的で神社やお寺を創建した新たな過ちを生んだ時代もあります。
現代社会においては、それらの時代と同様に神社などを統括する文部科学省や神社本庁は、清い空間を維持することの大切さを身体の感覚で理解することが出来る正しい心身の創造を継承することを全く指導出来ていないのです。
正しい指導者が国の機関にいないことが残念でなりません。
これでは正しい御分霊やご遷宮は出来ないのです。
改善して頂ければと願います。
連日、寒さ厳しい日が続きますね。
日本列島上空に強い寒気が流れ込み、東京と横浜でもこの冬初めて氷点下の最低気温を観測したようです。
静岡県ではこれまで年間2千人程度がインフルエンザで欠席していたようですが、インフルエンザとみられる症状を発症して一昨日の一日だけで学校や幼稚園を休んだ県内の生徒、児童、園児が2575人に上ったと発表しております。
静岡県疾病対策課は、ここまで集団感染が広がった理由は「わからない」とのこと。
福井県は本日、インフルエンザの流行がさらに拡大したとして、これまでの注意報から『警報』に切り替え警戒を呼びかけております。
今夜も非常に冷えておりますので、路面凍結による転倒や事故は勿論のこと、身体を冷やさずに、マスク、手洗い・うがいをして感染などにも十分注意して下さいね。