平城宮跡

「身体で」感じること

 

 

「平城宮跡」

○氏から奈良の写真が届きました。

写真は本日の「平城宮跡」

ライトアップがされていて普通に見ると綺麗ですよね。

○氏から写真と一緒に「土地から過去を感じて身体がきつい、、、。」

○氏「国道24号線の方が車の排気ガスや建物も沢山あり汚いけれど、今の情報やから身体がまだ対応するのに慣れていてマシだと感じるぐらいやわ!以前に朱雀門に行った時は綺麗やなぁ~としか思わへんかったけど、、、鈍かったんやね。」

とのことでした。

そうなのです。

私は幼少より奈良に居て、いつも『物悲しさ』を身体で感じていました。

奈良の独特な感じです。

どの土地でもそれぞれの気がありますが、建物や道路など現代のものが空間に沢山ある場合は、今あるものからの情報もかなり受けます。

しかし、遺跡や広場、山など、空間に現代の建物や人がいない場合は、今にある過去の情報なども感じやすいのです。

(誤解が無いようにご説明しておきますが、決して現代社会が良いと言っているのではありません。現代社会の方が過去よりも相当に酷いです。しかし、今は繊細に空間にある情報を感じるということに着眼して話をしています。ご了承下さい)

数年前に○氏と奈良に行った時には、この感じを○氏に伝えてはいませんでした。

この繊細な情報を感じることが出来る人とは、未だ嘗てお会いしたことも無かったからです。

○氏も今や現在の空間だけの情報だけでは無く、今にある過去の情報も繊細に感じるほど進化されていることが嬉しくもあります。

写真に集中をして身体で空間を感じてみて下さい。

建物を見て「古都」だな、と思い頭で考えるのではありません。

身体の感覚を研ぎ澄ませ、空間を感じるのです。

如何でしょうか?

少しずつで大丈夫です。

じっくり身体で感じる訓練を継続して下さい。

「知識」だけでは過ちを生み「真実」を理解することはできません。

「真実」は体感より得られるものです。

そして、清い心身の創造が正しく「体感」の出来る方法なのです。

 

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