番外編2 環境問題について

神社仏閣巡り

そして、私の肉体は、東京の空気を吸うたびに悲鳴をあげています。

まず、東京に住むようになってから、年がら年中、鼻が詰まるようになりました。
そして、汚い空気を吸いたくないと言わんばかりに、息を吸い込もうとしても息が体に入って行かないのです。
それでも無理に吸い込むと、途端に肺が痛くなり、頭痛がします。
いつも息が浅く、息苦しいのです。
私の肉体は、最小限の空気で肉体を維持しようとしているのだなと、ある時気が付きました。

地方に行くと気管が広がり、急に息が深くなるのです。(場所にもよりますが。)
この事に気が付いた時、自分の肉体の優秀さに驚きと、良く頑張ってくれているなーと、しみじみ自分の肉体を感じ、そして深く深く感謝致しました。
肉体の命を守る力って凄いですよね。

そして、皮膚は常に痒みがあります。

目にもいつも違和感があり、何か異物が入っているよう感じがしています。

皆さまはこの様な症状はありませんか?

この東京に住んでいらっしゃったら、この様な症状があってもおかしく無いと思います。

最近やっと、「地球温暖化」が現実のものだと言われてきました。

雑誌ニュートン別冊(みるみる理解できる天気と気象)によると、2007年に発表された最新の予測によると、世界の平均気温が、21世紀末には20世紀末と比較して1,8~4,0度Cも上昇するとも言われているそうです。

地球温暖化の原因については、温室効果ガスの増加という説が有力視されているそうです。

この温室効果ガスには、二酸化炭素やメタンガス、フロンガスなどの様々なものがあるそうです。

その中でも、乾燥大気中に占める割合が最も多く地球温暖化にとって影響が大きいとされているのが、二酸化炭素だそうです。

この二酸化炭素は産業革命以降、人為的に排出量が増加したということが明らかな為、問題視されているそうです。

実際に大気中の二酸化炭素濃度は、産業革命以前は0.028%であったのが、現在では0.038%に増加していて、それにともない地上の平均気温も19世紀後半から約0.7度C上昇したそうです。

この様な短期間での気温上昇は過去に例がなく、自然活動の影響だけでは説明が出来ない為、気温上昇と二酸化炭素を関連づける根拠とされています。

都市部になると、気温がそれ以上に上昇しており、東京、名古屋、大阪では約1.1度C、福岡では約1.2度C上昇しているらしいのです。
この都市の高温化を「ヒートアイランド現象」と呼ぶそうです。
このヒートアイランド現象により、日中の都市部の気温は郊外より2度C前後も高くなるそうです。

この現象の大きな原因は、都市での熱吸収率の高さと排熱量の多さであり、コンクリートやアスファルトで構成されている都市構造物は太陽光の熱吸収率が高く、熱の保温性も高いそうです。
その為に、都市では夜になっても熱が冷めにくく、熱帯夜が増え、コンクリートやアスファルトが熱を持ったまま夜明けを向かえれば、朝日によって再び加熱される事になります。

結果として温度がさらに上昇する。
これを繰り返す事で、都市の気温がさらに高められていくのだそうです。

このまま地球温暖化が進めば、地球環境にさまざまな悪影響をもたらすと考えられていて、例えば、氷河が溶けて海水面が上昇し、海抜の低い湾岸部や島が水没する、集中豪雨にともなう洪水や干ばつなど異常気象が増加する。動植物の生息域が変化して、生態系のバランスがくずれる。農業生産に大きな影響が出るなどなど・・・。
この様な影響が指摘されているそうです。

私達の住んでいる日本は、この二酸化炭素排出量が世界でも4番目の国の一つだそうですよ。

その他にも、大気汚染、オゾン層破壊、森林伐採、水質汚染、環境ホルモン、環境破壊、
など、地球の環境は破壊の方向に進み、それを止める為には解決しなければならない問題が山済みになっています。

本当に今地球は私が体感している様に、危機的状況ですよね。

この事を全く知らない方は、今やそんなにはいらっしゃらないかとは思いますが、これを情報としてだけ知っておられて、私のように体感されていないとするならば、本当に恐ろしい事だと思います。

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